ジャニーさん死去から1年…「少年隊」錦織&植草は区切りの退所

2020年09月20日 20時57分

ジャニーズ事務所

「少年隊」の錦織一清(55)と植草克彦(54)が年内いっぱいでジャニーズ事務所を退所することが決まった。昨年、事務所のカリスマ的存在のジャニー喜多川氏が亡くなってから、古参のメンバーの退所が続いているが、まだまだこの流れは止まりそうもない。

 1982年に錦織、植草と東山紀之の3人で結成した少年隊は85年に「仮面舞踏会」でレコードデビュー。数々のヒット作を作り出してきた。音楽だけでなく、ジャニーズミュージカルの代名詞的存在になった「PLAYZONE」で08年まで主演を務めてきた。

「歌もできてダンスも素晴らしい。ジャニーさんが体現したかったものの一つの集大成が少年隊とでしょうね。特に錦織さんのダンスは、ほかのジャニーズタレントが憧れるほど素晴らしいと評判です」とはある芸能関係者。

 今回、3人のうち2人が退所を決めた。ある芸能プロ幹部は「ジャニーさんが亡くなって1年たったという一つの区切りは大きいのでは」という。

 昨年7月9日にジャニーさんが亡くなり、今年に入ってからは姉の藤島メリー景子氏が代表取締役社長を退き名誉会長となった。同幹部は「時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、ジャニーズも経営陣が変わったことで、新陳代謝を図っていかなければならないというところにきている。タレント陣も推されていくメンバーが徐々に若返っていますし、少年隊はいまのジャニーズの土台を作った功労者ではあるけれど、多くの仕事を回すことができるわけでもない。新しいところで活躍してもらうというのはいたし方のないところなのでしょう」。

 今後の活動については「錦織さんは10年ほど前から劇作家のつかこうへいさんの影響を受けて、いまは舞台演出を多く手掛けています。数年前から、表舞台の俳優業よりも、演出家一本でやっていきたいという思いを強くもっていたようで、ジャニーズを離れるという話し合いはしていたそうです。植草は俳優として活動を続けていくそうです」と同幹部は話す。

 ジャニーさんが亡くなってから、錦戸亮、中居正広、手越祐也が退所し、TOKIOの長瀬智也が来年3月いっぱいでの退所を発表。そこに錦織と植草が加わった。同幹部は「辞めた人をすべてひとくくりにはできませんが、ジャニーさんが存命なら残っているだろうと思わせるタレントだっている。『ジャニーさんがいるから事務所にいる』と、いまでも慕っているタレントは少なくないともいわれていますから、この先もどうなるか」。まだまだこの流れは続くかもしれない。