デビュー40周年・近藤真彦がやけに大人しいワケ 5年前「悪夢のマッチ祭り」が教訓

2020年09月09日 11時30分

ジャニーズ事務所

 マッチこと近藤真彦(56)が今年デビュー40周年を迎えた。ジャニーズ事務所の長男格とあって、大々的にお祝いしそうなものだが…。大型の音楽番組に出演するわけでもなく、まったく鳴りを潜めている。武田信玄ばりの“動かざること山のごとし”。いったいなぜなのか?

 ジャニーズ所属タレントの中では最年長であり、トップの地位にいる近藤。「スニーカーぶる~す」でデビューしたのは1980年12月だった。40周年という節目の年にもかかわらず、ほとんど露出はない。

 夏にはテレビ各局が長時間の大型音楽番組を放送した。7月の「音楽の日」(TBS系)、「ミュージックステーション 3時間半スペシャル」(テレビ朝日系)、8月の「HEY!HEY!NEO! MUSIC CHAMP」「FNS歌謡祭」(ともにフジテレビ系)など目白押しだったが、どこにも近藤の姿はなかった。

 もちろん、ジャニーズが所属タレントの記念すべき節目をないがしろにしているわけではない。今年25周年のV6は「音楽の日」「HEY!HEY!――」「FNS歌謡祭」などに出演しているのがその証拠だ。

 芸能関係者は「ジャニーズは周年には気を使う事務所です。今年こそコロナの影響で開催できませんでしたが、節目の周年コンサートは力を入れて大事にやってきました」。だからこそ近藤が静かすぎるのが、余計に不思議さを醸しだす。40周年ツアーがコロナの影響で中止になってしまった穴を埋める動きもまったくない。その謎を解くためには、35周年だった2015年までさかのぼらなければならない。

 その前年14年から近藤は大型音楽番組に出演、メドレーを披露するなど“やりたい放題”だった。冬の「FNS歌謡祭」では、SMAPなど後輩グループを総動員して盛り上げさせた。

 極めつきは14年から15年にかけてのジャニーズ・カウントダウンコンサートだ。35周年企画として、デビュー曲「スニーカーぶる~す」をはじめ、近藤の代表曲を他のグループとともに大合唱。終盤には近藤と親交の深い黒柳徹子が、審査員として出演したNHK紅白歌合戦終了後、パトカーに乗って駆けつけ登場した。まさにマッチ一色のカウコンとなった。

「ファンの間ではこのカウコンは“悪夢”として語り継がれています。いまのジャニーズファンの子は近藤真彦という存在は知っていても、曲なんてほとんど知りませんからね。そこから近藤はバッシングされまくりでした」とテレビ局関係者。

 35周年をジャニーズが大々的に祝ってしまったことが、かえって近藤の立場を悪くしてしまったのだ。

 それを教訓としたからこそ、40周年はおとなしくした、ということだ。

「大々的にやれば再びバッシングを浴びかねません。だから大っぴらに周年を祝うことなく、表舞台は若い人に任せて、粛々とこぢんまりやろうというのが今年の近藤のスタイルのようです」(前出テレビ局関係者)

 それはそれでさみしい感じもするが、若い女性が多いジャニーズのファン層を考えると、仕方がないのかもしれない。