関ジャニ∞の大倉忠義(35)が8日に大阪松竹座で行われた生配信ライブ「Johnny’s DREAM ISLAND 2020→2025」を欠席した。過去に去就問題が騒がれたこともあり、様々な臆測が乱れ飛ぶ事態となっているが…。

 ライブの公式ツイッターでメンバーの村上信五は「我々4人のメンバーのジャッジで大倉君の体調を考慮して休ませるという判断をさせていただきました」と報告。安田章大も「忙しんですよね。映画のほうの公開もあったり、芝居が立て込んでいたり。頑張りすぎだよと、大事を取っての決断」と経緯を説明した。

 大倉が休むことになった「Johnny’s DREAM ISLAND」は関ジャニのほか、ジャニーズWEST、なにわ男子など関西ジャニーズが一堂に会するイベント。先月28日にスタートし、8月には個々のグループが大阪松竹座で生配信ライブに挑戦する。

 大倉といえば、以前から退所がささやかれている人物でもある。一部週刊誌では大倉を「退所予備軍の1人」と報じるところもあった。芸能関係者の話。

「過去には自身のブログでストーカー被害に遭っていることを明かし、『普通の人に戻る方がよっぽどらくだろう。そろそろ限界だ』と引退をにおわす発言をしたこともある。ストーカーは収まったようですが、一時的に気持ちが切れてしまったこともあった」

 ジャニーズはここ数年で渋谷すばる、錦戸亮、中居正広、手越祐也に長瀬智也とビッグネームの退社が相次いでいる。それだけに今回の大倉のダウンもメンタル由来で「もう限界では…」と心配する声も上がっている。

 実際はどうなのか?

 ある芸能プロ関係者は「いまの大倉に退社の意思はない」と言い切った上で、次のように明かす。

「以前は関ジャニのメンバーというだけでしたが、現在は『なにわ男子』を中心に関西ジャニーズジュニアのプロデュースを全面的に任されている。なにわに関してはメンバーの衣装、コンサートの演出、振り付け、マスコミ対応も大倉が指示している。メンバーからも全幅の信頼を得ていて、事務所からも『プロデューサー』として認められています」

 当然、ジュニア全般を任されている滝沢秀明副社長とも密接で、同関係者は「一緒にコンサートを見るときは、大倉はタッキーの横に座って何かとレクチャーを受けたり相談をしたりしているそうです。『なにわ男子』の注目度が上がっているのは大倉の手腕によるところが大きい。やりがいを見つけた男が退所なんてするわけないでしょう」と話す。

 今回の関ジャニ公演も大倉がステージ演出などを精力的に手掛けていたという。加えて「もともと体は丈夫な方ではない。7月にもラジオ番組を休んでいた」(同)。
 
 どうやらパンク寸前だったところをメンバーにドクターストップされたのは間違いないようだ。早く元気な姿を見せてもらいたい。