キムタクは“G処理係”だった! 元「SMAP」木村拓哉(47)、歌手工藤静香(50)の次女でモデルのKoki,(17)が21日、インスタライブで「(木村が)ゴキブリを捕まえて追いかけてくる」と衝撃告白。天下のスーパースターのにわかには信じがたい一面があらわになった。しかし、そもそもなぜ、木村の愛娘は父親のイメージダウンにつながりかねない素顔をあえて“暴露”したのか――。

 木村は都内にある自身の豪邸でゴキブリを発見すると捕まえ、逃げ惑う次女に「ちょ、待てよ!」とばかりに追いかけ見せつけてくるという。

 家庭での意外すぎる一面があらわになったのはKoki,が「父の日」の21日、配信したインスタライブだ。Koki,は「お父さんに直してほしいことは?」とのファンからの質問に対し、最近自宅でゴキブリが出たという出来事を明かした。その上で「(木村は)すごいSなんですよ。(私がゴキブリを)すごく苦手なのを分かっていて、ゴキブリを捕まえてニマッて笑って追いかけてくる。やめてほしい」と語ったのだ。

 これにSNS上では「キムタクんちでもゴキブリ出るんだ」「娘たちにもイメージ崩される」などと大騒ぎになった。

 衝撃告白の伏線はあった。

 長女でモデル&フルート奏者のCocomi(19)が16日、インスタのストーリーズで「ゴキブリ!」「気持ち悪い!」と妹・Koki,が慌てふためく音声を投稿。「(ゴキブリの)処理係はいつも父か私です」と明かしていた。

 つまり、姉が16日、妹が21日、姉妹がそれぞれ父のゴキブリネタを“投下”したのだ。それではなぜ、2人して父親のイメージダウンにつながりかねない素顔を“暴露”したのか――。

 テレビ局関係者の間で指摘されているのが、逆説的な“父の日プレゼント説”だ。周知の通り、SMAPは2016年いっぱいで解散。この一連の騒動でイメージが失墜したのが木村だった。

「最近のキムタクは、SMAP時代は厳禁だった“良きパパ像”を示し、好感度がまた上がってきています。Cocomi、Koki,も親孝行するため『父の日』を機に“庶民派パパ”の印象を与えるゴキブリネタを投下したのでは。まあ、あまりに強烈で“一線”を越えた感のあるネタだから、もろ刃の剣になりかねないけど(苦笑)」(テレビ局関係者)

 愛娘による捨て身の“父親イメージアップ大作戦”といえそうだが、SNS上では大騒ぎに。

「芸能関係者の間では早くも、ゴキブリとキムタクをミックスして『ゴキムタク』とイジられている。また、キムタクの新ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)をもじって“G処理係”としてゴキブリの襲来から家族を守る“ゴキブリガード”『GG』とイジられてもいます」(芸能プロ関係者)

 ちなみに「BG」は新型コロナウイルスの感染拡大で放送が2か月遅れで始まり、18日の初回の平均世帯視聴率は17・0%をマークして好発進した。
 とはいえ、愛娘が2連発で投下したゴキブリネタがすべてマイナス要素ばかりともいえない。

 庶民派のイメージが広がったうえに、広告業界も鋭く反応したのだ。

「あのキムタクがゴキブリを素早く捕獲しているなんて…。殺虫剤のイメージキャラクターにピッタリじゃないですか。今後、殺虫剤のCMのキャスティングリストに名を連ねそうです」(広告代理店関係者)

 殺虫剤のCMには、かつてジャニーズ事務所に所属していた郷ひろみらが出演しており、木村が出演するとなれば、意外性も抜群といえる。CM業界トップクラスの出演・契約料が動くことになる。

 娘2人による天下のスーパースターの驚きのイメチェン劇。良くも悪くもますます注目を集めそうだ。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)