嵐“やはり年内で活動休止”の皮算用

2020年06月17日 11時00分

2023年に新国立競技場で、復活した嵐が見られる!?

 それでも活動休止の先送りはない!? 新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京五輪・パラリンピックが来年に延期となり、今年いっぱいで活動休止を宣言していた嵐の今後が注目されている。NHKの東京五輪・パラリンピック放送のスペシャルナビゲーターであるだけに「五輪が来年なんだから、嵐の休止も来年まで延期では?」との観測は、本紙をはじめ一部のメディアも報じている。だが、ここにきて「やはり宣言通り年内で活動を休止するだろう」との見方が有力になってきた。その理由は「25周年ビジネス」だ――。

 嵐が2020年末をもって活動を休止すると発表したのは昨年1月のこと。本来であれば、今年5月に新国立競技場で行う予定だったコンサート「アラフェス 2020 at 国立競技場」を成功させ、7~9月にNHKの五輪・パラリンピック放送のスペシャルナビゲーターを務めて、一気にフィナーレに向かうはずだった。

 だが、新型コロナウイルスの世界的感染拡大で、東京五輪・パラリンピックがまさかの延期に。そのため「嵐の活動休止も延期になるのでは?」という説が浮上しているのは本紙既報通りだ。

 ところが、ある芸能プロ関係者は「今のところ、嵐は今年の年末で活動休止に入るという流れで変わっていない」と真っ向否定する。

 もともと活動休止に至ったのは、リーダーの大野智が「休みたい」と言いだしたから。大野は個人としても来年から芸能活動を休止する。「活動休止を一つの目安にして昨年、今年とこれまで活動を続けてきたのに、それが延長となれば、大野に精神的な問題が出てきかねませんからね」と同関係者。

 ただ、この活動休止にはもう一つのファクターが存在する。それは「嵐の復活」だ。

 実は、嵐には23年、グループとして25周年を迎えるという重要なミッションがあるのだ。

「SMAPが25周年の年に解散騒動が起きたように、アイドルグループが四半世紀もの間、第一線で活動し続けるのは難しい。それだけに、25周年を迎えるというのは重要な意味を持つのです。休止したグループがここを迎えるためには、復活しなければなりません。とはいえ、休止してすぐ復活というのは格好がつかない。なので、休止は延期しないというわけ。ある程度時間がたてば、大野にも復帰していいという感覚が芽生えるかもという期待もあるようです」(芸能関係者)

 そもそも東京五輪・パラリンピックとともに活動休止を延期したからといって、来年大会が確実に開催されるという保証はない。

「新型コロナの第2波、第3波が来るともいわれており、いつ終息するのか見通せません。当然ながら大規模コンサートだって、いつ開けるか分からない。でも、3年後の25周年というタイミングならば、大々的にコンサートができる可能性は高いですからね」(同関係者)

 確かに新型コロナ禍に見舞われた今年、大掛かりな活動ができなくても、25周年まで待てばビッグビジネスが成立するとの計算は成り立つ。

 そこで気になるのは、嵐が年内で活動を休止してしまうと、来年のNHKの五輪・パラリンピック放送のナビゲーターが宙に浮いてしまうこと。だが、クリアできない問題ではない。

 あるテレビ局関係者は「活動は休止するかもしれませんが『嵐』というグループそのものがなくなるわけではない。5人揃わなくても、櫻井翔と二宮和也の2人が出たり、松本潤を加えて3人で出るのは可能です。時には相葉雅紀が1人でナビゲーターをやる日があってもいいんじゃないでしょうか。バックに五輪応援ソングの『カイト』が流れれば成立はしますから」と話している。

 嵐が活動休止を発表した翌日、櫻井は自身がキャスターを務める「news zero」(日本テレビ系)で、メインキャスターの有働由美子から「復活ありますか?」と問われると「あります!」と断言したが、どうやらファンは23年まで我慢するしかなさそうだ。