緊急事態宣言中の、女性や六本木ラウンジでの2度にわたる酒席参加が報じられ、ジャニーズ事務所から芸能活動の無期限自粛処分を受けたNEWSの手越祐也(32)のボランティア活動が報じられている。

 手越が5月26日の処分後に参加したのは、新型コロナウイルスの影響で生活が苦しくなった母子家庭に弁当を宅配する活動。今月初めに自ら自転車をこぎ、15個の弁当を2時間かけて6軒ほど配達したという。

 配達先では子供たちからサインや記念撮影を頼まれ、笑顔で応じ、その写真や子供たちが手越へお礼をつづった手紙なども複数のメディアで報じられた。処分を受けた手越が汚名返上とばかりにボランティアに参加したようにも映るが、事情は違う。

「手越がボランティアに参加することを主催者側に伝えたのは3月くらいから。処分されて仕事がなくなり、時間ができたので参加したようです」(関係者)

 今後については様々な声が上がっている。手越は「週刊文春」の直撃に、新型コロナウイルスの影響で中止になっているNEWSの4年がかりのツアーだけは「やり遂げたい」と明言。裏を返せば“それ以外はジャニーズに残る意味はない”とも取れる。

「ボランティアなど社会貢献活動は海外でウケがいいから、今回からオープンにした可能性がある。手越は今後、日本の芸能界でダメなら、海外を拠点に活動をすればいいと考えている。過去には『ドバイや米国・ロスに住んで日本を行き来する生活を送りたい』と公言していた。芸能活動だけではなく、周囲に『社長になる』と公言している通り、実業家を目指している」(事情通)

 コロナ終息後は中国進出の野望もあるという。「日本の10倍、人口13億人の中国でビジネスできるかを考えていて、アーティストとしても、日本での知名度を使って中国や他の国で歌手デビューできないかと動きだしている」(同)

 退所はいつになるか、海外進出の夢が実現するか、見ものだ。