ジャニーズのKAT-TUNの亀梨和也が主演、山下智久が特別出演、ヒロインを堀北真希が務め、2005年に大ヒットしたドラマ「野ブタ。をプロデュース」(日本テレビ系)の特別編が現在、再放送されているが、第1話放送の直後に“ある異変”が起きたという。

 コロナ感染拡大の影響で日テレは6日、2週間の収録休止期間を設けた。それに伴い、11日スタート予定だったSexy Zoneの中島健人とKing&Princeの平野紫耀が主演するドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」を延期。空いた土曜午後10時枠で「野ブタ――」を再放送することになった。

 11日の放送では世帯平均視聴率11・0%(個人視聴率6・8%)を記録。ある業界関係者は「翌週の月曜日、フジテレビは織田裕二主演の月9ドラマ『SUITS/スーツ2』を通常通り放送しましたが、その世帯平均視聴率が11・1%でしたから、相当いい数字でしょう。それに、放送中には“野ブタ”などのドラマ関連ワードがトレンドランキングの上位を占めました。多くの人の期待が高かった証拠でしょう」という。

 当初、再放送は11日と18日の2話のみと発表されていたことで、ネットには「最後まで見たい」という声があふれていたが、そのため、ある現象も放送直後に起きていた。

 前出の関係者は「ドラマの全編をまとめたDVDが売れたんです。1万円以上するものなんですが、実際、各社のネット販売のDVDランキングでもデーリーで1位、2位など上位にランクされる現象が起きた」。

 さらに日テレは16日、収録休止期間を延長すると発表。これを受けて25日に第3話、5月2日には第4話を放送することが決まった。18日の第2話も世帯平均視聴率は10・9%と相変わらず高い数字を誇った「野ブタ――」。再び旋風を巻き起こしそうだ。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)