女優魂にお父さん犬もビックリ!? ジャニーズグループ「NEWS」の“まっすー”こと増田貴久(33)、「あまちゃん」(NHK)「同期のサクラ」(日本テレビ系)の橋本愛(24)、ソフトバンクの白戸家CMで注目を集める女優・松本まりか(35)らが27日、都内で行われた「連続ドラマW パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件」(WOWOW、3月7日午後10時)完成報告会に出席した。全5話で、第1話は無料放送される。

 物語のカギを握る謎の美女という役どころの松本は「橋本さんと増田さんの初日のシーン、覚えてます? あの事件」と切り出すと「たばこを吸うシーンがうまくできなくて、髪の毛をバッと燃やした」と自らのNGシーンを仰天告白した。

 続けて「あ、燃えた、恥ずかしいけど続けなきゃと思った。ライターでたばこに火をつけるのががヘタで、格好つけなきゃと考えた」と、女優魂むき出しで振り返った。

 増田は「めちゃめちゃ燃えていた。髪の毛が燃えながらも、松本さんも橋本さんも2人ともそのまま芝居を続けていて、女優ってすげえなと思った。僕は慌てて『水、水!』となっていた」と苦笑い。2人の迫真の演技にタジタジの様子だった。

 2018年に映画化され、第28回東京スポーツ映画大賞など映画賞を総なめにした「孤狼の血」で知られる美人作家・柚月裕子氏(51)の原作。橋本演じる市役所職員が、先輩の不審死をきっかけに生活保護にまつわる社会の闇と向き合い、希望を求めて葛藤する姿を描く。“伝説の漫才師”上岡龍太郎(77)を父に持つ小林聖太郎氏(48)が監督を務めた。

 イベントにはほかに北村有起哉(45)、ドラマ初出演となるジャニーズJr.「美 少年」の那須雄登(18)も出席した。