7月9日に解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で亡くなったジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さん(享年87)のお別れの会が4日、東京ドームで開かれ、ファンを含めて9万人以上が参列した
事務所を代表してセレモニーであいさつした近藤真彦は取材に対し、「もう感謝しかない。所属タレント全員、卒業していった先輩方も感謝しかないと思う。僕も心から感謝している。ジャニーさんなくして今の私たちはなかったと思っている」と語った。
献花を終えた「嵐」も報道陣の囲み取材に対応。大野智は「引っ込み思案だったので、レッスンが終わって、誰にも見られないように帰ったら『なんでお疲れさまですが言えないんだ』と言われた」。さらに「遅刻した時は『遅刻した方が目立つぞ』と言われた。ケンカをした時もあった。でも後から『さっきはごめんね』と。いろいろ思い出した」と明かした。
また、松本潤は「昔は全然ツーショットを撮らせてくれなかったけど、最近は『いいよ』ってツーショットを撮らせてくれた」とエピソードを明かした。
「KinKi Kids」の堂本光一が「とても安らかな顔をしていて、ジャニーさんの子供である私たちも穏やかに。そういった時間を最後にジャニーさんがつくってくれた」とほほ笑めば、堂本剛も「(ジャニーさんは)少年のようなキレイなまなざしだった。その美しいまなざしが、苦しい時も、悲しい時も、つらい時も大きく支えてくれた」と心境を語った。
【9万1500人参列】主催者によると、お別れの会の午前11時からの「関係者の部」は3500人が参列。午後2時から行われた「一般の部」は8万8000人が参列した。合計9万1500人の大規模なものとなった。