「少年隊」の錦織一清(54)や「光GENJI」佐藤アツヒロ(45)らジャニーズ事務所所属のタレントが11日、ジャニー喜多川社長(享年87)が9日に死去したことを受けて、追悼コメントを発表した。

 少年隊・錦織一清「去年私自身父親が亡くなり、今年同じ六月にジャニーさんが倒れ、およそこの一年の間に父親を二人失った気持ちでございます。いつも冗談ばかりで人を楽しませようとしている姿が、うちの親父そっくりでした。怒られたことはもちろん数知れずありますが、目を瞑ると出てくるのは優しい笑顔のジャニーさんです。僕の今の人生は、ジャニーさんとメリーさんに頂いたものです。これからの人生を、大切に大切に生きて行こうと思います」

 光GENJI・佐藤アツヒロ「当時13歳の僕は何もわからないまま光GENJIとしてデビュー、何が成功なのか、そこにはキラキラな世界が広がり、僕の身体は、その一部になっていった。ジャニーさん、どうして僕が選ばれたのか、その答えを今でも探している気がします。エンターテイメントとは、ジャニーさんそのものです。 光GENJI、僕は、ただそこにいただけ、まだまだジャニーさんに聞きたいことがたくさんあるのに…」

 光GENJI・内海光司「ジャニーさんと初めて会った日のこと、まるで昨日のことのように鮮明に覚えています。いつも客席の一番後ろで見守っていてくれたジャニーさん。『YOUならできるよ!』の言葉が、まるで魔法のように心強く感じていました。どんな時でも優しく、ユーモアいっぱいで接してくれたジャニーさん。ジャニーさんが教えてくれたサービス精神の大切さは、これからも忘れません。たくさんの愛と夢をありがとうございました」