「少年隊」の東山紀之(52)が10日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」に出演し、9日に死去したジャニー喜多川さん(享年87)への思いを語った。

 東山は、阪神―巨人戦で行われたジャニーズJr.の試合前セレモニーのために球場を訪れたジャニーさんが、本紙記者の取材に気さくに答えてくれたという本紙記事の紹介コーナーを受ける形で「記事にあった通り、気遣いの方でした。普段は優しいですが、エンターテインメントにはすごく厳しかったです」とコメント。

 その後、小6の時にNHKホールに「レッツゴーヤング」の収録を観覧に行った帰り、渋谷のスクランブル交差点で信号待ちをしていたところ、車でたまたま通りかかったジャニーさんにスカウトされたエピソードを大下容子アナから振られ「それが僕の運命の交差点でした」と笑みを浮かべた。

 東山はシーズン5を迎えた同局系の人気ドラマ「刑事7人」(午後9時から拡大スタート)のPRのために、共演の北大路欣也(76)とともに番組に出演した。北大路も22歳の時に初めてジャニーさんと対面し、長い付き合いだったという。

 東山は北大路の義理の息子という役どころ。「最初はすごく怖い人かと思ったのですが、本当はおちゃめな方で今は頼り切っています。皆が集まると、北大路さんを中心に和気あいあいとなりますね。僕は北大路さんの経験談をうかがうのがとても好き。腑に落ちることがあり、とても勉強になるので」と語り、北大路を持ち上げた。

 一方の北大路も「(東山のような息子がいたら)サイコーですね。(現場は)すごくいいハーモニーで素晴らしい」と、現場をまとめる主演の東山を絶賛した。