元ジャニーズアイドルだった俳優の川崎麻世(56)が10日、公式ブログを更新し、9日に死去したジャニー喜多川さん(享年87)をしのんだ。

 川崎は「ジャニーさんの御冥福をお祈り致します」との題名で「ジャニーさんの訃報を耳にしてショックを受けています。大阪府枚方市に住む13歳の時に関西のローカル番組に出演中にジャニーさんにスカウトされ上京し、合宿所に遊びに行った翌日に日比谷野外音楽堂でのジャニーズのコンサートに出演という自分の中でもそのスピードとジャニーさんの行動力に驚きました」と、故人との思い出を明かした。

「当時はまだジャニーズのタレントは少なく社員もまだ10人。私のコンサートの楽器やスピーカー等をジャニーさん自ら運んでくださる姿を今でも目に焼き付いています。皆んな家族の様な存在でとても大切にして頂きました。ドラマや歌番組のレギュラーがあっと言う間に決まり、翌年14歳で歌手デビューさせて頂きました」

 その後、妻のモデル・カイヤとのバラエティー番組出演、離婚訴訟と、今ではすっかり“スキャンダルタレント”として世間を騒がせているが、ミュージカル出演や、元光GENJIの大沢樹生(50)とのユニット活動など、芸能活動を続けている。

 川崎は「現在もミュージカル等 舞台に立たせて頂けているのは、ジャニーさんが海外のミュージカルの素晴らしさを教えて下さったお陰だと思っています」とつづり、最後は「13年間お世話になり、育てて頂いた父親の様な存在でした。目玉焼きを乗せたカレーライスはジャニーさんの味でした。ジャニーさん、本当にお疲れ様でした。沢山の偉業を達成し素晴らしいエンターテイメントを提供して頂きありがとうございました。ご冥福をお祈り致します」と感謝した。