タッキー改革でジャニーズ内紛火種 Jr.売り出しへ裏番組出演解禁が招くキンプリvsSnow Man

2019年04月27日 11時00分

ジャニーズ事務所

 あの「SMAPvs嵐」のような派閥争いに発展か!? SMAPが解散して、再来年には嵐が活動休止するジャニーズが、令和の幕開けとともに大きく変わりそうだ。その革命児となるのは、昨年末で引退した滝沢秀明・ジャニーズアイランド社長(37)だ。滝沢氏はジャニーズ事務所が長年続けてきた“テレビ出演の鉄の掟”にも風穴を開ける覚悟だが、これが内紛につながりかねないという。

 数多くの男性タレント、グループを輩出してきたジャニーズには、出演番組をめぐって、破ってはならない暗黙の取り決めがある。

「各テレビ局の編成局には“ジャニ担”と呼ばれるジャニーズ事務所を担当する編成マンが存在する。新番組のキャスティングは、この担当者を通じて行う。ジャニーズタレントが出演する同時刻の裏番組には別のジャニーズタレントは出演できないし、事務所としても認めなかった。各テレビ局には曜日、放送時間できれいに縦と横の区割りができ、ジャニーズがジャニ担を通じてコントロールしている」(テレビ局関係者)

 特別番組などでタレントが「大人の事情でいったん休憩」と画面からいなくなるのは、出演する裏番組の放送時間となったことを表す。だが、ジャニーズ事務所の場合、個人ではなく所属タレント全員がその対象だ。過去に朝の情報番組でキャスターがバッティングしたケースがあったが、これは例外。大手芸能プロでここまで徹底している社はない。

 ところが、このジャニーズ独特の“テレビ行政”に疑問を持ち、正面突破を図ろうとする人物が現れた。昨年末に表舞台からの引退を表明し、今年から裏方のプロデュース業に専念することを表明した「ジャニーズアイランド」のタッキーこと滝沢社長だ。

「社長に就任したタッキーが、今一番力を注いでいるのがジャニーズJr.の底上げ。Jr.はとにかく数が多く、先にデビューした先輩グループと競合することになる。なかなか日の目を見ることができない。そんな閉鎖的なことをやっていたら、いつまでもタレントが育たない。昔ながらの慣習を打破しようと考えている。その第一歩として裏番組出演の解禁に動いているのです」(別のテレビ局関係者)

 昨年5月にメジャーデビューを果たし、人気を博している「King & Prince」(通称キンプリ)は「ジャニーズWEST」以来、実に4年ぶりのデビューだった。

「年次順でいえば、『SixTONES』、『HiHi Jets』などがデビューを待っていますが、現在のジャニーズ執行部がなかなか許可しない。そもそも、キンプリより先にデビューした『ジャニーズWEST』『Sexy Zone』『A.B.C-Z』といったグループもブレークと呼ぶには寂しい状況」(芸能プロ関係者)

 そんな中、滝沢社長が最も売り出しに力を注いでいるJr.が9人組の「Snow Man」だ。

「先ごろ、プロデュースして大成功を収めた舞台『滝沢歌舞伎ZERO』でもメインキャストはSnow Manだった。パフォーマンスのレベルは相当なものだと、タッキーは太鼓判を押している」(放送作家)

 滝沢社長自らテレビ局行脚し、Snow Manの売り込みに動いているという。

「タッキーはジャニーズにとって神といわれるジャニー喜多川社長から全ての権限を委譲され、思うがままに動いている。“裏番組解禁は自分の権限でできる”という強気の姿勢で、その動きにはジャニーズの現執行部が相当イライラしている。タッキーにはおいそれと意見できない状態にあるわけですからね」(芸能プロ関係者)

 そうなると、かつての「SMAPVS嵐」のようなジャニーズ内の派閥争いが再燃しかねない。

「近々、タッキーと執行部がぶつかるような事態も想定される。そうなると、ズバリ『キンプリvsSnow Man』という対決構図になるのです」(同)

 各テレビ局はどちらに味方するのか、頭を悩ませそうだ。