【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】国民的アイドルグループ「嵐」が活動休止を発表したことで日本中が大騒ぎだ。

 土田晃之も驚きを隠せない。「だってもう『VS嵐』(フジテレビ系)に20回ぐらい呼んでもらってますからね。大野君のちょっとゆっくりしたい気持ちも分かるじゃないですか。大野君は最初ジャニーズ事務所も辞めて、嵐も辞めるって感じだったけど『いや、そうじゃなくてさ、休みでいいじゃないか』ってね。それがなんか、嵐っぽくっていいなと思います」とたたえている。

 また、ココリコの遠藤章造も「今回の嵐さんしかり、昨年の安室奈美恵さんしかり、まずはそこまでの位置に行ったってことがスゴい。それで、周りともいろいろ話し合いをしたんだろうけど、『1回、休憩させてください』って言えるメンバーがいて、『いいよ』と答えてくれるメンバーがいるのは、大したもんやなって思う」と感心しきりだ。

 カンニング・竹山隆範も大野の休養を理解する一人。「別にアイドルとか芸能人じゃなくてもさ、30代後半になってくると『俺の人生、何なんだろう?』って考えるじゃん。『実は俺、ラーメン屋やってみたかった』って脱サラしてみたり、『田舎で暮らしてみたかった』っていうのも珍しくないからね。誰しも思うことですよ」

 博多華丸・大吉の大吉は、今回の電撃的な嵐の活動休止をプロレスに例える。

「世の中に絶対ってないんですよ。特にプロレスってそうなの。『絶対にこの選手とこの選手は戦わないな』とか、『ああ、絶対にこの選手は、この団体を辞めちゃったから、二度とここには帰ってこないんだ』っていうことの繰り返し。ところが、当時は絶対ないって思われていることが後にあったりするのね。例えばヒクソン・グレイシーと戦ったUWF系の船木誠勝さんが、大仁田厚さんと戦ったりしてるのね。しかも電流爆破マッチで。プロレスファンだった僕らから言わせると、絶対あり得ない話だったんだけど、絶対はないんだな」

 ケンドーコバヤシによると、アイドルの大野と芸人では休業の意味合いが異なるようだ。

「いやいや、大野君は休業って言える人なのよ。我々、吉本なんかにも『芸人です』って言ってるけど、世間的には事実上の休業状態のやつなんか1000人以上いますからね。天津木村とか仕事してない。休業中や。だからバスの運転手してんねん」と笑った。

☆プロフィル=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。