嵐・大野VS元SMAP・香取“場外戦”火種はアート 周囲の比較は必至

2019年02月01日 11時00分

海外で個展を開いている香取慎吾

【J帝国に吹き荒れる嵐の深層:緊急連載3】因縁のバトルはまだ終わってなかった――。ジャニーズ事務所の看板グループ「SMAP」と「嵐」の関係者をも巻き込んだ激しい“派閥争い”は、本紙で度々報じてきた通りだが、2016年にSMAPが解散、嵐も21年以降は活動休止することになり、完全終結したかに思われた。ところが、ここにきて予想しない形で“場外戦”が勃発しそうな雲行きとなっている。対決の“火種”となるのは、ずばりアートだ。

 1991年デビューのSMAPと99年デビューの嵐。ジャニーズの先輩・後輩だが、共演はほとんどなく、何かと比較されてきた(別項参照)。

 だが、2016年末にSMAPが解散したことで、いわゆる派閥争いには終止符が打たれた…はずだった。

 元SMAPの木村拓哉と中居正広はジャニーズに残留。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人は事務所を退所。現在はユニット「新しい地図」としてさまざまなジャンルで活躍している。もはや「SMAPvs嵐」の戦いは、過去の話として風化しつつある。

 特に退所組の新しい地図は、ジャニーズと交わることはないはずだったが、何の因果か「ライバル関係再び」となりかねない事態になっている。

 27日に行われた記者会見で大野智は、芸能活動休止後について「自由な生活をしたい」と話したが、具体的に何をしたいのかは明かさなかった。

「嵐は来年いっぱいで活動を休止する。大野は多趣味で、釣りや芸術に造詣が深いことで知られている。大野にとって自由な時間が一気に増える2021年からは、自分の趣味にとことん時間を使う考え。もちろん『プロ顔負け』といわれている絵画制作にも本格的に取り組むつもりのようです」(芸能プロ関係者)

 大野はもともと「アートの仕事に就きたい」という夢があったといわれる。嵐としてデビューした後も絵に対する情熱が衰えることはなかった。日本だけではなく、中国でも個展を開いたほか、芸術家・草間彌生氏とコラボした日本テレビ系「24時間テレビ」の“チャリTシャツ”や、CM出演しているJALの機体の塗装をデザインした実績がある。

 ジャニーズとしては「アート=大野」というイメージを強固なものにしたいが、実はそこに立ちはだかりそうな男が元SMAPのメンバーにいる。それが香取だ。

 昨年9~10月にはパリのルーブル美術館「カルーゼル・デュ・ルーブル」で初の個展「NAKAMA des ARTS」を開催。さらに今年3月15日から6月16日まで、国内初のアート個展「サントリー オールフリー presents『BOUM!BOUM!BOUM!』(ブン!ブン!ブン!)香取慎吾NIPPON初個展」を東京・江東区の「IHIステージアラウンド東京」で開くことも決まっている。

「香取もそうですが、とにかく絵を描いている時の大野は楽しそうなんです。活動休止後は時間もたっぷりあることから、制作はどんどん進むでしょうし、作品が多く出来上がれば個展も開きたい意向です。香取も大野も『とにかくクリエーティブな活動をしたい』という一心で絵を描いているのですが、どうしても周囲が比較してしまうのは否めない。どちらの作品が良かったかを巡って議論を呼びそうです」と前出関係者。

 もともと嵐とSMAPを比較されるのを好まなかったジャニーズとしては、大野と香取のそれぞれのアート作品の優劣を論じられるなんてもってのほか。

「ましてやテレビ局をはじめとした媒体が2人の絵画を取り上げる機会は今後増えそうなだけに、いやでも応でも比較される可能性は高い。そうなると“場外戦”は避けられそうもない」(広告代理店関係者)

 SMAPvs嵐の対決は、香取vs大野の芸術対決へ――嵐の活動休止後の21年以降、第2幕が切って落とされそうだが、実は大野にはアート以外にもう一つ、壮大な夢があるという。それは――。

【絡まなかった2グループ】SMAPと嵐といえば、長年にわたってライバル関係にあったことで有名だ。

 テレビ局関係者は「ジャニーズ事務所内でいえば、SMAPは傍流で嵐が本流でした。2010年代に入ると、元SMAPのチーフマネジャーの飯島三智氏、嵐を育てた藤島ジュリー景子氏の“後継者争い”が取り沙汰されるようになり、メンバーたち以上に、周囲がピリピリしていましたよ」と明かした。

 そんな事情もあっただけに、SMAPと嵐が共演することは、ほとんどなかった。「同じ番組に出演するのは、大みそかのNHK紅白歌合戦くらい。それもお互いのグループが絡む演出は許されなかった。普段は『交わらせてはいけない』と、民放各局内でジュリー副社長担当と飯島氏担当が分かれていた。しかもSMAPの番組を担当するスタッフは嵐の現場に行くのもダメだった。もちろん、その逆もダメ」と同関係者は話している。