今度は錦戸! ジャニーズ事務所の人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮(33)に、もはや何度目か分からないスキャンダルが持ち上がった。3日発売の写真週刊誌「フライデー」は、錦戸が大阪の女性と一時、不倫関係にあったと、寝顔写真付きで報じたのだ。今年に入って続々とスキャンダルに見舞われているジャニーズ事務所。全員参加のコンプライアンス講習を行い綱紀粛正に努めているが、一部のタレントたちは相変わらず無関心のようで“ジャニタレの耳に念仏”状態。テレビ局はどうするのか!?

「NEWS」の手越祐也(30)と並んで“ジャニーズのスキャンダル王”といわれる錦戸に、またまた問題勃発だ。

 フライデーによると、錦戸は大阪在住の女性と2年ほど前から月に一度ほどのペースで密会を重ねていたという。“動かぬ証拠”として、ベッドで眠る半裸の錦戸の写真も掲載されている。出会った当時既婚者で、子持ちのお相手の女性は初めてベッドインする時、家庭があることを伝えたというが、錦戸は特に関心を示さなかったとか。つまり、本人にしてみれば「不倫」もお構いなしだったようだ。

「錦戸の女癖の悪さは有名で、昔からナンパしてはお持ち帰りを繰り返していた。自分のタイプならば相手が既婚者だろうが関係ない。錦戸はそういう男。東京でも品行方正とは言えないが、地元の大阪だと特に気が大きくなるようで、より激しく遊んでいた」と芸能プロ関係者。

 今年に入って、ジャニーズの所属タレントが次々と問題を起こしてきたのは周知の通り。

 元TOKIOの山口達也は未成年への強制わいせつ容疑で書類送検され、NEWSの小山慶一郎は未成年への飲酒強要報道がきっかけとなり活動自粛、同席していた加藤シゲアキも厳重注意となった。また、手越にも未成年飲酒同席報道があったが、こちらは同席した未成年女性が飲酒を否定したことで、ペナルティーはなかったが…。

 そのためジャニーズは5月から全所属タレントを対象にコンプライアンス講習を実施。“風紀の乱れ”になんとかストップをかけようと努力してきた。ところが、一部のタレントの意識があまりにも低いため、どこまで効果があるのか、はなはだ疑問と言わざるを得ない。

 芸能関係者は「過去に数回、写真が流出している錦戸に、ジャニーズは何度も注意してきた。それでも、いまだに泥酔するまで飲んで女遊びもやめていない。そして今回は、相手が既婚者だった。つまり“不倫”だったわけですから、コンプライアンス講習の前だったとはいえ、何も反省していないということ」とバッサリ斬り捨てた。

 コンプライアンス講習に加えて、本紙はジャニーズが「西麻布禁酒令」を発令したと報じた。

「錦戸の件を受けて、今度は“人妻禁止令”も出さざるを得ないって当たり前のことですがね。そんなことわざわざ言わなくてもわかりそうなものですが…」と前出関係者。

 錦戸の相手が、今現在も既婚者だったのなら進行形の不倫となるが、すでに女性は離婚しているとの情報も。だからといって、スキャンダルには変わりはない。

 これを受け、テレビ局はどう対処するつもりなのか。某テレビ局の関係者は渋々こう話す。

「特にジャニーズから何かを言われたわけではないですが…。スルーですよね。錦戸はこれからも何もなかったかのように、テレビに出るでしょう」

 ジャニーズが積極的に錦戸を謹慎させる様子もなければ、テレビ局は毎度のコトながら淡々と番組を流すだけ…。

 だが、大手広告代理店関係者はこう明かす。

「確かにテレビ局は錦戸を出演させるでしょうが、クライアントは難色を示すでしょう。人妻と夜遊びのイメージがついた錦戸を起用することで、企業イメージ低下を招きかねませんからね。女遊びをやめられない錦戸の前途は多難ですよ」

 関ジャニ∞といえば、渋谷すばるが脱退を表明し、6人体制となり初めて5大ドームツアーをスタートしたばかり。そんなタイミングでのスキャンダル発覚に、ジャニーズ幹部は頭が痛いことだけは確かだろう。

【手越は反省ゼロ!ラジオで挑発発言】ノーペナルティーだったからといって、一歩間違えれば処分対象になっていた手越。コンプライアンス講習には真摯に臨まなければならないはずだったが、まったく反省の様子を見せていない。

 7月18日放送の小山のレギュラーラジオ番組「KちゃんNEWS」(文化放送)に出演した手越は、活動自粛明けで小山のテンションが低いと指摘した上で「これテンション低くしたらね、あの、なんか分かんないけどヤツらの思うツボだから絶対ダメよ。本当に、本当に」と、まるで本紙を含めて飲酒強要報道したマスコミが悪いと言わんばかりのことを言いだした。

 手越のあまりの言い草に、さすがの小山も「使いづれぇわ」と漏らすしかなかった。

 ある芸能関係者は「小山も知り合いが心配して連絡してくると、ほとぼりが冷めれば大丈夫みたいな、軽いノリの返事をしていたそうですが、それでも、表面上は反省しているそぶりは見せていた。それに対し、手越は反省なんかしていないし、懲りてもいないですよ」と指摘する。