ハロー! プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」のリーダー・和田彩花(23)が5日、自身のブログ「あや著」で来年の春ツアー終了をもって、グループを卒業することを発表した。

 和田はアンジュルムリーダーのほかに「モーニング娘。’18」「Juice=Juice」ら、ハロプログループ全体のリーダーも務める。創設20周年というアニバーサリーイヤーを迎えたハロプロ現体制の精神的支柱だ。

 ブログではグループを卒業することに対しての葛藤や苦悩がつづられている。グループやメンバーに対しての思い、卒業後の活動についてなど、様々な逡巡があったが、最終的には「ステージに立ち続けたいです。30代になったとき1人でステージで歌って踊っていることが次の目標です。様々な表現をやっていきたいです。そうなれるよう、20代を過ごそうと考えました。そして、できればアイドルで居たいのです。それはアイドルでやることではないのかも? 今からアイドル? そう言われれば言われるほどアイドルで挑戦してやると思うのです」(ブログから)と“生涯アイドル”への挑戦を決めた。
 その上で「『アイドル』というキーワードで外面的に捉えられるのは嫌です。私はそこを超えていきたいし、それを世の中に提示していきたいです。ここから本当のスタートを切ることができます。自分の表現とはどういったものなのかワクワクします」との思いを語っている。

 最後には「残り1年となりますが、最高な形のグループをお見せできるよう精一杯がんばっていきますのでどうか最後まで見守っていただけたら嬉しいなと思います。なによりも未来を楽しみに待ってもらえるよう努力いたします。よろしくお願いいたします」と誓った。リーダーの決断を受け、アンジュルムはどのような変化を遂げるのか。