「モー娘」石田&野中インタビュー特別版(2)大きかった工藤遥の卒業

2018年03月30日 16時30分

2017年を振り返った石田(左)と野中

 春ツアー「モーニング娘。誕生20周年記念コンサートツアー2018春〜We are MORNING MUSUME。〜」をスタートさせた、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’18」。10期・石田亜佑美(21)と12期・野中美希(18)のインタビュー特別版2回目は、2人が2017年をじっくりと振り返った上で、ある「反省」を口にした。

 ——2017年はどんな年

 石田やっぱり、工藤遥ちゃんの卒業が大きすぎて。それまでもいろいろあったはずなんですけど、ドーンと塗り替えられてしまった。大きかったです。初めて同期が卒業するということで背中も押してあげたいし、寂しいし…。でも、工藤遥ちゃんの性格からして、周りが不安になっていたら彼女も不安になってしまうタイプ。なので、近くにいる自分があまり弱いことを言わないほうがいいのかなとか、すごく考える時期でもありま:した。

 ——卒業コンサートの武道館は

 石田:もうどうにもならなくて涙が。自分でもびっくりしたんですよ。あそこまで出ると思ってなかった。最後だから、辞めないでほしいというのは伝えてもいいかなと思ってたんですけど、あそこまで感情が出るとは思ってなくて。逆に泣いている自分を冷静になっている自分もいて、自分の心の中で「何? 舞台演技入った?」と一瞬、突っ込みが入ったぐらい。不思議な感覚でした。

 ——野中さんにとって2017年は

 野中:グループとしては20周年を迎えて、特に下半期はイベントをやったりとか、秋ツアーもあって忙しい日々を送らせていただいたんですが、個人的に大きかったのは、13、14期の加入ですね。後輩が初めて入ったので、プレッシャーだったりとか。初めての後輩なので「しっかりしなきゃ」という意識がありました。

 ——ライバル意識があった

 野中:13期が入って初めての新曲が「BRAND NEW MORNING」と「ジェラシージェラシー」だったんですけど、「BRAND——」は完全に13期にスポットが当たっていて「負けたくない」と思って、もう一つの曲が「ジェラシー——」なんて、まさにその通りじゃないですか。そちらはラップパートを歌わせてもらったので、そこで感情を爆発させることができましたし、13期が私を成長させてくれたなと。負けたくないという気持ちが、本当に「ジェラシーの一年」という感じですかね。

 ——後輩の加入は大きい

 石田:野中の加入の時でもすごく覚えているんですけど、「あまりはしゃいでいる自分を見せちゃいけないのかな」とか。「先輩として格好いい姿だけを見せておきたい」とか。誰もが一度は思うんですよ。自分も思いましたし、野中がそう思っているだろうなというのは感じていたんですよ。

 野中:そうですね(苦笑い)。私は露骨に出ていたんですよ(後輩に対して)格好つけているのが。

 石田:野中って、素はもっと楽しい人だよね?

 野中:2017年の前半のほうは格好つけていたんですよ。でも活動していくうちに個性を出さなきゃダメ、自分らしさがなきゃダメだと思って、普通に格好つけるのをやめにしました。

 ——具体的には

 野中:ストレッチ中も「格好いい私」みたいな感じを演出してて(笑い)。リハーサルのダンスだけでなくて、ストレッチからですよ!

 石田:楽屋とかでもクールを装うみたいなね。

 野中:はい…(苦笑い)。後輩が入ってきて気づいたのは、自分の伸ばせるところを伸ばさなきゃと、全てガムシャラに頑張るのもいいのですが、その中で自分が一番生きるものを見つけないといけないと思って。私はグローバル担当で英語という部分はもちろんですが、ほかの部分で何か個性を見つけなきゃと。それで歌だった。なので2018年は、歌を伸ばしていきたいというところにつながりました。

 ——いつ「クール」が剥がれる

 石田:早い人は1か月ぐらいで剥がれますね。例えば、13期の横山玲奈ちゃんは人懐っこくて、最初から先輩との距離も近かったんですよ。そういう子に自分たちも殻をはがしてもらったというか。そういうところはありましたね。(続く)

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