ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’17」(リーダー・譜久村聖=21)が11日、秋ツアー千秋楽公演「モーニング娘。誕生20周年記念コンサートツアー2017秋~We are MORNING MUSUME。~工藤遥卒業スペシャル」を東京・日本武道館で行った。

 10期メンバーの工藤遥(18)が、とうとうグループ卒業の日を迎えた。会場には工藤の卒業を祝福するために、大入り満員の1万2000人のファンが詰めかけた。

 最後のMCで工藤は、ファンに手紙を読み上げ「まずは6年間、アイドルとして支えてくださってありがとうございました」とあいさつ。卒業後については女優転身を発表しており「私の次の夢は、私の主演作の主題歌をモーニング娘。に歌ってもらうことです!」と宣言した。同じ10期メンバーである佐藤優樹(18)、石田亜佑美(20)、飯窪春菜(23)も工藤への思いを告げ、別れを惜しんだ。

 最後は10期のデビュー曲「ピョコピョコウルトラ」から「涙ッチ」でフィナーレ。2266日間のアイドル生活に別れを告げ、女優という新たな道へ踏み出した。

 もともとモー娘の舞台で主役を演じるなど、以前から女優としての素質を評価されていた工藤。本紙に「気になる女優さんのブログなどをチェックして、女優としてどういうところを意識しているのかを考えています」と話したこともある。NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」の芳根京子(20)や、2019年度前期連続テレビ小説「夏空―なつぞら―」に決まった広瀬すず(19)らのブログから“女優としての心得”を学んでいるそうだ。

 目標とする女優は「先輩の真野恵里菜さんです!」と力強く宣言。トップ女優として、真野と肩を並べるのはいつの日か?