ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’17」の工藤遥(18)が26日、都内で写真集「Kudo Haruka」発売記念イベントを行った。

 モー娘10期メンバーの工藤はこの秋ツアーをもって、グループを卒業。これがアイドル生活最後の写真集になる。

 囲み取材で工藤は「等身大の私を写真に収めていただきました。集大成です」と語る。水着ショットも収められているが、工藤は、ふっくらボディーが好評で漫画雑誌などの表紙を飾るリーダー・譜久村聖(20)を引き合いに出し「水着の写真はリーダー(譜久村)と違って、あんまり需要がないと思うんですけど」と苦笑した。

 この日はプロ野球のドラフト会議が行われ、注目の早実・清宮幸太郎内野手(18)は日本ハムが交渉権を得た。同学年の工藤は「私もたくさんのテレビや映画から指名される人になりたいです!」と言うと、グループで大の日ハムファンとして知られる牧野真莉愛(16)の名前を挙げ「また牧野に注目が集まりますね、持ってるなー!」と、少しうらやましそうだった。

 12月11日の卒業後は女優業に挑戦。工藤は「卒業まであと1か月になったんですけど、まだ実感がないというか心が追い付いていない。いまは100%、モーニング娘です。卒業公演ではアイドルでしかできない自分を見せたい。18歳は挑戦の年にしたい」と意気込んだ。

 工藤の卒業で心配されているのが「女性ファンの工藤ロス」だ。工藤はファンの間で“くどぅー”の愛称で親しまれていて、ボーイッシュな見た目で女性ファンにも大人気。

「工藤さんが男装した写真やDVDがバカ売れしたこともありました。一部では『ハル先輩』との呼び名もあって、女性ファンからの人気は一、二を争います」とは出版関係者。

 もうすぐやってくる“工藤ロス”をどう乗り越えるかが、グループの課題だ。