ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「こぶしファクトリー」の藤井梨央(18)が6日、所属事務所との専属契約を途中解除されたことが公式ホームページ上で発表された。

 藤井は今年5月、今夏のハロコン(ハロプログループ全体で行うコンサート)終了の9月に卒業することが発表されていたが、それを待たずに“電撃解除”という形になった。

 理由について所属事務所はホームページ上で「藤井本人に関してハロー!プロジェクトのルールに反する事案が発覚しました。改善するように話し合いましたが、その際に取り交わした約束が果たされなかった為、弊社としても責任あるマネージメントを継続することが困難と判断し、改めて、本人及び親権者と協議した上で、今回の途中解約に至りました」(抜粋)と記している。

 事実上の“クビ宣告”とも受け取れるが、気になる「ルール違反」という部分について事情に詳しいテレビ局関係者は「卒業を控え、藤井は無気力状態となっていた。イベント等でのやる気のなさは、ファンの間で噂になっていたほど。ルール違反というと男性関係が想像されるが、今のところ彼氏との写真をキャッチされたということはないようだ」と明かす。

 卒業2か月前の契約解除は異例だが、「やる気のない人間がいると、ほかのメンバーに悪影響が出る。グループは初主演映画『JKニンジャガールズ』公開も直近(17日)に控えているし、一丸となって頑張らないといけない時期。ファンには残酷な話だが、事務所はグループの今後を考えて決断を下した」(同)。

 ハロプロでは先月、先輩グループの℃―uteや嗣永桃子(25)が卒業。また嗣永が率いた「カントリー・ガールズ」メンバーの他グループ移籍など“激動の時代”を迎えている。そうしたなか、メンバーが契約解除となったこぶしファクトリーは、この危機を乗り越えられるか?