ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’17」(リーダー・譜久村聖=20)が7日、都内で63枚目の新シングル「BRAND NEW MORNING/JEALOUSY JEALOUSY(ジェラシー ジェラシー)」発売記念イベントを行った。

 新メンバーの13期2人、加賀楓(17)、横山玲奈(16)が加入して初のシングル。9期・譜久村が「13期メンバーは覚えが早いんです」と言えば、10期・石田亜佑美(20)は「加入直後の新曲は振り付けも難しいものをやらないこともあるんですが、13期は優秀です!」と絶賛した。

 そんな13期メンバーに“JEALOUSY”を覚えるメンバーも多い。特に1期上の12期は危機感を覚えているそうだ。

 牧野真莉愛(16)は「私の得意ポーズ『まりあんラブリンです!』を横山ちゃんは私よりかわいくできる!」。野中美希(17)は「私たちもメラメラ来ています!」とライバル意識をむき出しにした。ひそかに10期の工藤遥(17)も「加賀ちゃんは髪形がかぶっているし、横山ちゃんは埼玉県出身がかぶっている。先輩にはかぶらないように!」と少々、むちゃなお願いで後輩を困らせた。

 だが、実はモー娘が一番ジェラシーを感じているのが、今春に芸能界復活する元リーダー・道重さゆみ(27)だった。

 10期・飯窪春菜(22)は「道重さんのコンサート初日と私たちの春コンサートの初日が1日違いでかぶってるんですよ~!」とぼやく。モー娘の春ツアー「THE INSPIRATION!」は18日スタート、道重のコンサート「SAYUMINGLANDOLL」は19日にスタートする。

「ある意味でファンの奪い合いです。現モー娘ファンにも“道重信者”はたくさんいますからね。どっちが、より魅力的なパフォーマンスでファンを獲得できるのか、いい意味で競える状況になっている」(音楽関係者)

 石田は以前、本紙インタビューに「道重さんは2年間お休みしていた分、私たちはいろんな現場でもまれてきました!」と話していた。それだけにモー娘も負けられないところだ。