「モーニング娘。’17」の石田亜佑美(20)、新加入の13期メンバー、加賀楓(17)、横山玲奈(15)の“新春インタビュー特別版”もいよいよ最終回。13期メンバーの目標や悩み、石田の“課題”などをお伝えします。

 ――加賀さん、横山さんの2017年の目標は

 加賀:お話を聞いていて、’16さんはすごく信頼関係があったなと感じました。私もその輪の中に入っていけるように、努力していきたいなと思っています。

 横山:私はモーニング娘として必要な存在になれたらいいなと思っています。先輩からもファンの皆さんからも「横山玲奈がモーニング娘に必要だ!」と思ってもらえるようになりたいです。

 ――レッスンはハード

 加賀:今は既存曲の振り付けも教えていただいているんですけど、実はダンス動画だけじゃわからないことがたくさんあって。いざ、実際に踊ってみると違うことがいっぱいあるんです。石田さんにも実際に教えていただいたりしたんですけど、自分が覚えてきたことと、教えていただいてやったことが全然違うこともあって。覚える量も多いし、グループとしてのダンスになると、ちょっと乱れるだけでも全体の形が崩れる。それについていくのに必死です。早く自分のものにしたいです。

 横山:私は「スピード」の違いに驚いています。ダンスを踊る位置とかも、どんどんどんどん変わっていく。研修生時代の時は、ダンスの位置も「この場所!」という感じで動くこともなかったんですけど、やっぱり曲の中で位置がどんどん変わっていくので。覚えが遅いのかもしれないですけど、誰でも覚えられるところで迷惑はかけたくないと思っているので、自分ももっとしっかりしていかないと。

 石田:でもね、2人のすごいところがあるんです。予習は後輩ならやらなくてはいけないことなんですけど、それはみんなやってきたんです。ただ、モーニング娘の曲って「左右対称」の振り付けが多いんですよ。右ポジションの人は右手を上げるけど、左ポジションの人は左手を上げる、みたいな。ダンスを覚える時はどこに立つのかわからない。もし逆になっちゃった時に大変なんですけど、この2人はちゃんとすぐに対応できるんです。たぶん、すごく頭がいいんだと思います。

 加賀&横山:ふふふっ(笑い)。

 石田:それはステージに立つ上ですごく大事なことなので、そこは伸ばしていってほしいです。

 ――先輩から優しい言葉があった 

 加賀&横山:ありがとうございます!

 加賀:でも私が素人からモーニング娘に加入していたら、絶対にできなかった。研修生時代に先生から「臨機応変に、臨機応変に」と言われていたからできたので、だから4年間の活動が無駄じゃなかったし、これからも生かしていきたいなと思っています。あと、今日お話を聞かせていただいて、石田さんがこんなに深いところまで考えているんだなとすごく感動して。一瞬にして憧れました。

 ――かつては「支持率0%」問題(当サイト既報)もあった石田さんも憧れの存在になった

 石田:でも、まだ、私に憧れてモーニング娘に加入した子はいないですから! まだいない(笑い)。

(終わり)