【直撃! 噂の美女】最近は人気のアイドルでもスパッと辞めて違う道に進んだりする。追いかけていた人にとっては“――ロス”状態、業界の新陳代謝の速さについていけないオジサンもいるかもしれないが、来年にかけてはこの2人を押さえておけば間違いナシ。「モーニング娘。’16」で次世代エースとして期待される工藤遥(17)と牧野真莉愛(15)だ。先日発売された新曲で初のセンターに抜てきされた牧野と、あの“大御所芸人”お気に入りの工藤、2人の魅力に迫った。
――次世代エースと期待されている
工藤:そんなふうに言ってもらえるのは昔は夢にも思わなかったです。ただ、今そう言っていただけることは、自分のやってきたことが間違いじゃなかったんだな、少しずつ積み重ねてきたものが形になってきているというのを感じます。
――牧野さんは今回、新トリプルA面シングル「セクシーキャットの演説/ムキダシで向き合って/そうじゃない」の「そうじゃない」で初センター
牧野:最初は“まさか”という感じでした。ただ、その後に振り付けの先生から「遠慮してる。もうちょっとできる!」とハッパをかけられて…。私を見てモーニング娘を知っていただく方もたくさんいる。そこからはコンサートでも「みんな、私を見て!」という気持ちで踊ってます。
――工藤さんは今年でグループ6年目
工藤:最初は先輩にお任せして自由奔放にやらせていただきましたが、自分が引っ張っていかなくちゃいけない立場になってきました。まだ卒業する気は全然ないけど、自分がいなくなった時でも「みんなが1人でもお仕事できるように、活躍できるように」と常に後輩たちのことは思って、指導しているつもりではあります。
――事務所の先輩、“ももち”こと嗣永桃子さん(24)の決断(来年6月卒業↓芸能界引退)はどう映ったか
工藤:ご卒業は正直びっくりしたんですが、10年以上アイドルをされてきて今後、教育に携わるということは潔いなと。何でも物事をハッキリ判断される嗣永さんらしく、すごく格好いいなと思いました。
牧野:私自身はまだモーニング娘を辞めた後のことまで考えてないんですが、芸能界を卒業しても夢に向かっていくというのが格好いいと思いました。
――話は変わりますが、工藤さんは今年から明石家さんまさん(61)とMBSラジオ「ヤングタウン」(土曜22時~23時30分)で共演している
工藤:毎週、むちゃくちゃ緊張しながら収録に臨んでいます。短いワードでうまく答えることの必要性や突っ込みどころを学んでいます。どんどん“乗っかって”いくことが大事。そうでないと黙って終わってしまうので。偉大な大先輩なんですが、年が離れすぎているせいか、娘か孫のようにかわいがってくださるのでありがたいです。
――牧野さんも分野が違えど、憧れの人はいる
牧野:私が毎週聴いているラジオにBayFM「The BAY☆LINE」があるんですけど、月曜日のパーソナリティーを務められている元ロッテの里崎智也さん(40=野球評論家)と、きゃんひとみさん(56)が憧れです!
――里崎さんとは…渋い
牧野:里崎さんは本当にお話が面白いし、言いたいことをズバッと言うので、そこも聴いていて楽しいです。実際に2度ほどゲストで呼んでいただいたんですが、そのお話がすごく面白くて。今、私はソロで、ラジオ番組「まりあん(ハート)LOVEりんですっ(ハート)」(CBCラジオ、火曜深夜24時30分~25時)をやらせていただいているので、その勉強としても、趣味としても聴いています。
――来年の目標は
工藤:歌やダンス同様にお芝居も好きなので、個人の活動を通して、モーニング娘を知ってくださる方を増やすことです。
牧野:来年は大好きな野球に関して、春先にWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)があります。好きな野球のお仕事をたくさんさせていただいて、野球ファンの方にもモーニング娘を知っていただけるよう、野球界との懸け橋になりたいです。
※明日につづく
☆くどう・はるか 1999年10月27日、埼玉県出身。A型。ハロプロエッグ(現研修生)を経て、2011年9月に10期メンバーとして加入。ボーイッシュな外見からメンバー内ではイケメンキャラを担当。趣味も「男子力を上げること」と日夜、努力に余念がない。
☆まきの・まりあ 2001年2月2日生まれ。愛知県出身。A型。ハロプロ研修生を経て、14年9月に12期メンバーとして加入。好きな野球チームは日本ハムファイターズ。プロ野球球団や選手の応援歌を歌うのが特技という、筋金入りの野球好き。現在発売中の新曲「そうじゃない」では初のセンターを務める。