7人組アイドルグループ「カントリー・ガールズ」の稲場愛香(18)が4日、グループを卒業をすることが分かった。同日、所属するハロー!プロジェクトの公式サイトで発表した。

 幼いころからぜんそくを患う稲場は、症状が顕著になったことから4月末から活動を休み、療養していた。これまで経過を見てきたが、グループとしての活動を続ける状態には至らず、本人や家族、医師との話し合いの末、グループを卒業することになったという。今後は、ハロプロに在籍したまま、活動の可能性を探っていくとしている。

 稲場は同サイトでファンに向けたメッセージを掲載。まず、活動再開できなかったことを謝罪し「これまで喘息治療に努めて参りましたが、やはりまだ思わしくない日もあり(中略)この様な容態である為、これ以上 応援して下さる皆さんにご心配をお掛けしてはいけない、グループの活動にこれ以上の支障が出ない様、メンバーのみんなに迷惑を掛けるわけにはいかないと思い、卒業という決断に至りました事どうかお許し下さい」と決断までの経過を報告した。

 そして「一年と九ヶ月という短い期間ではありましたが、カントリー・ガールズとして経験させて頂いたことや思い出は数え切れない程あります。こんなに充実した毎日を送らせて下さいましたファンの皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。そしてカントリー・ガールズのメンバー本当にありがとう。。!! 私にとってカントリー・ガールズを通して、メンバーと出会い、様々な事を経験し、ファンの皆様と出会えた事はとても大切な宝物です」と感謝の気持ちをつづった。

 今後については「応援して下さった皆様に恩返しをしていける様な活動が出来たらなと思っています。引き続き、事務所の皆様にお世話になりながら、今後の自分について考えていきたいと思います」と語った。

 一方、稲場の卒業を受け、カントリー・ガールズのプレーイングマネジャーを務める“ももち”こと嗣永桃子(24)も公式ブログを更新。「いままで体調不良のため活動を休業していた稲場愛香ちゃんが本日をもちましてカントリー・ガールズを卒業することになりました」と報告し、「いままで7人でのステージを待っていてくれていた皆様、本当にありがとうございます。そして、ごめんなさい」と感謝と謝罪の言葉を記した。

 続けて「まなかちゃんの卒業は正直とても寂しいけど、まずはなによりも自分の身体を一番に、はやく元気になってもらいたいです。元気になった時には、いままでとは形は違ってしまうけれど、また一緒にお仕事できたら嬉しいです」と稲場にエールを送り、「突然の発表になってしまい本当に申し訳ありませんでした。これからもカントリー・ガールズそして稲場愛香の応援よろしくお願い致します」と呼びかけた。