ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「こぶしファクトリー」(藤井梨央=17、リーダー・広瀬彩海=16、野村みな美=16、小川麗奈=16、浜浦彩乃=16、田口夏実=16、和田桜子=15、井上玲音=15)が26日、神奈川・川崎市のクラブチッタで新サードシングル「サンバ!こぶしジャネイロ/バッチ来い青春!/オラはにんきもの」(27日発売)の発売記念イベントを行った。

 こぶしは昨年の「輝く!日本レコード大賞」の最優秀新人賞や、セカンドシングルがハロプログループ史上最速でオリコン週間1位を獲得した勢いのあるグループ。フレッシュで力強いパフォーマンスに、ファンも大興奮で声援を送った。

 ライブではサプライズで、事務所の先輩のお笑いコンビ「上々軍団」(さわやか五郎=33、鈴木啓太=34)が登場。実は新曲「オラは――」の曲中のセリフを五郎が担当。五郎の登場にメンバーは「キャー!」と悲鳴を上げた。

 田口はハイタッチするふりをして、五郎の手を思いっきり叩き、ファンの笑いを誘った。鈴木が「出るなと言ったのに!」と突っ込むと、五郎は「興奮しすぎて早めに出てしまった」と頭をかいた。そんな2人に野村は「スタッフさんが音を間違えちゃったのかと思っちゃった」と笑った。最後には「また来てほしい!」とメンバー全員が優しい対応だった。

 デビューしてまだ1年らしからぬ、パフォーマンスの質の高さが評判のグループは、全員が「ハロプロ研修生」を卒業。

「研修生時代から“ハロプロイズム”を叩き込まれていて、実力は折り紙付きですよ。音楽的な素養がある。出世の早さもそういうところに起因するのではないでしょうか」とテレビ局関係者。

 メンバーもイベントなどで他グループと共演する時は「一番最高のパフォーマンスを見せる!」と一致団結しているという。