アイドルグループ「モーニング娘。’16」の12期でルックスNO・1と言われる牧野真莉愛(15)とエースの石田亜佑美(19)が特別インタビューでプチ・トラブル発生?! 牧野が石田のダンスパフォーマンスをリスペクトしていると言うが、石田がもろ手を挙げて喜べない事情があった。

 ――春ツアーも始まった。鞘師さんが卒業して初の単独ツアー

 石田:今回は「12人でやっている」というのを強く意識するというか「仲間」をすごく感じられるツアーになってると思います。振り付けとかもそうだし、演出の部分とかでもそうですね。少しでも12人の動きがずれると怒られる。12人でやってますね。

 牧野:私はグループに加入して3回目のツアーなんです。研修生をやっていたということもあって、最初のうちは「悪目立ち」することが多かった。その時は目標も大きなダンスをして、舞台の端っこにいても「ここに真莉愛がいる」とアピールしていた。最近になって、1人だけ目立ってもグループのダンスとしては良いわけじゃないっていうのが分かりました。合わせて踊るからきれいに見えることも分かった。指先の角度とかも気を配って、直すところは直してします。全体で見せるパワーというのを意識しています。

 ――石田さんを参考にしている

 牧野:DVDとか見て、歩き方とかの直しも、石田さんを参考にしています。フリーのダンスとかもすごく勉強になりますね。足の置き方とか細かいところも勉強になりますね。

 ――絶賛だ

 石田:うれしいんですけど…。真莉愛は先輩を持ち上げるのがうまいんですよ(笑い)。でも、ダンスの部分でそう言ってもらえるのは素直にうれしいです。真莉愛はすごく向上心が強くて、先輩とかダンスの先生とかにもすごく相談している。私は自分のダンスの欠点とかを人に相談するのが苦手なんです。

 ――理由は

 石田:相談するのが恥ずかしいというか、できないんですね。自分の中で「こんな感じかな、これぐらいでいいかな」って。真莉愛はすごくマネジャーさんとかに聞きに行ったりとか、人に怒られたことを何くそって思わずに、ちゃんと力にしている気がします。

 ――ダンスでライバルだった鞘師さんが卒業。何か自分のダンスに変化は

 石田:そうですねえ。いままではそれこそ、鞘師さんと2人で踊っている時は、心の中では「鞘師さんに追いつきたい。いまは鞘師さんより劣っているから、頑張って追いつこう」という気持ちもありながら「いやいや、鞘師さんに負けているなんて思いたくない」という自分もいたり。複雑な心境でした。それがあの時の私の激しいダンスにつながっていたと思います。

 (つづく)