アイドルグループ「℃―ute(キュート)」の矢島舞美(23)が21日、都内で8冊目の写真集「Nobody knows23」の発売記念握手会を行った。


「℃―ute」のリーダーだけでなくハロプロ全体のリーダーも務める矢島。今回の写真集について「普段の私じゃない私を見せたかった。メンバーの中島早貴ちゃんに『いつもと違うね』とほめてもらえたので『よっしゃー』って感じでした」と大満足の様子だった。


「℃―ute」は今年で結成10周年。「10年たって新しい道を選んだ仲間たちもいます。私たちも話し合ったけど『この道しかないね!』と逆に絆が強まった」と、さらなる飛躍を誓った。


 これまでハロプロのリーダーは「モーニング娘。」のリーダーが務めていた。その意味では、矢島がハロプロの歴史を変えたわけだが「彼女のリーダー就任はみんなが納得している。それほど信頼が厚い。何ごとにも一生懸命だし、とにかくマジメで謙虚。みんな一目置いているんです」と、テレビ局関係者は言う。


 矢島の“マジメぶり”を示すこんなエピソードがある。過去のイベントで、開始時間が5分ほど遅れたことがあった。


「大した遅れではないから、報道陣は特に気にする様子もなかった。こんなこと、イベントではよくあること。その日のイベントも、普通に終了したんです」(同)


 ところが報道陣が帰ろうとしたところ、矢島が「今日は私が遅れてすみませんでした!」と、いきなり頭を下げたという。実は開始時間が遅れたのは、矢島の乗った電車の遅延が理由だったのだ。


「報道陣は別に気にもしていなかったうえ、矢島が遅れたことも知らなかった。言わなきゃ誰も分からないのに、わざわざ自分から謝罪した。それを知って報道陣も感心していた」(同)


 この謙虚な姿勢で厚い信頼を得たようだ。