アイドルグループ「モーニング娘。’15」の石田亜佑美(18=宮城県出身)と小田さくら(16=神奈川県出身)による甲子園決勝戦を巡る“因縁バトル”にケリがついた。
 
 20日に行われた「第97回全国高校選手権大会決勝戦」は神奈川県代表・東海大相模が宮城県代表・仙台育英を10―6で下し、全国制覇した。実は、前日に行われたモー娘の新曲「Oh my wish!」(ほか2曲)発売イベント中に、かねて「不仲説」がささやかれていた石田と小田がヒートアップ。石田が「恨みっこなしで勝負だ!」と宣戦布告していた。
 
 モー娘はこの日、「全国30か所同時握手会」を行い、石田と小田は午後7時30分から東京・池袋で行われた握手会に参加。終了後に本紙が直撃インタビューすると、小田は「勝っちゃいました!」と満面の笑みを浮かべ、「イベントでファンの方からも『あゆみんに勝ったね!』と言われました。東海大相模の選手たちを見習って、私も音楽でみんなに笑顔を届けたいです!」と語った。
 
 一方、石田は「まさかです…」と絶望の表情だ。

「絶対に勝つと思っていた。移動の新幹線でも途中経過をチェックしていました。劣勢から同点に追いついた時は『やっぱり東北魂だ!』と。でも、負けたのを知って、少しテンションが下がってしまいました。でも気持ちを切り替えてなんとか一日を乗り切りました」と、敗戦のショックでイベントに影響しかけたことを告白した。

 池袋のイベントに参加した後輩の牧野真莉愛(14=愛知県出身)は「イベント中も2人の間に火花が見えた。真莉愛、とっても怖かったです」と暴露したように、得意満面の小田に石田が「小田ぁ!」と声を荒らげ、バトルに発展しかねないムードが漂った。

 それを仲裁したのが“まとめ役”の工藤遥(15=埼玉県出身)だった。

「まあまあ、ケンカすると、グループにも影響するから。ここは私のかわいさに免じて、収めて収めて!」と仲裁に入り、スタッフもひと安心の表情だ。

 それでも2人のライバル関係はまだまだ終わりそうにない。近いうちに“バトル再燃”はありそうだ。