人気アイドルグループ「モーニング娘。’15」の鞘師里保(17)と石田亜佑美(18)の対談特別編。第2回は「勝負メシ」「’15になって変化したこと」。

 ——武道館公演は10曲ぶっ通しなど、メンバーの汗がすごかった。消費カロリーもすごい
 
 石田:普段は1日に2公演やるんですけど、武道館は1公演だったんです。だから、スタッフさんたちに「これぐらいハードなやつできるだろ」と試されてる感じだったのかな?
 
 鞘師:それでも、やせないんです〜。多分、コンサートはカロリー以外のものを消費しないとできない。“魂”を削っているような気がします。できれば、カロリーがいいんですけどね(笑い)。

 石田:しかも、コンサート前は「とにかく食べとかなきゃいけない」ってムダに食べたりする。だから、プラマイゼロです(笑い)。

 鞘師:確かに〜。
 
 ——勝負メシは何

 石田:米?

 鞘師:バナナ! バナナはすぐエネルギーになるので。

 石田:コンサートの時はケータリングが用意されているので、ちょっとずつたくさん食べる。いろんな味を楽しみたい。

 鞘師:食べ過ぎると、胃が膨らんでおなかが出ちゃうから、バナナだな〜。

 石田:やっぱり米を食べないと。米ですよ!

 鞘師:お米は重たいからな〜。

 ——:’15になって変化したことは

 鞘師:私的には’14の時は(前リーダー)道重さんに引っ張ってもらっている感じだった。だからこそ、自分の輝ける場所があったというか。

 ——今の状況は

 鞘師:一人一人が力を出そうとしている感じがある。それぞれの形でいいと思うんですけど。今はほぼ、同じ時期に入ったメンバーばかりで、みんなライバル。例えば、コンサート中のダンスでちょっと疲れを感じることがあっても、ほかのメンバーが笑顔で踊っていたら「負けてられない」っていう気持ちになります。まだまだ、途中だとは思うんですけど、全メンバーが力を発揮している感じになってるかな。

 石田:’14の時は「みんな仲良しだよね」って感じだったんですけど、それがグループのカラーにもなってたと思うんです。’15になって、いい意味で崩れた。みんながライバルというか「誰が飛び出していくのか」をうかがっている。多分、ファンの方も気になってると思うんですけど、実は私たちも気になっているんです。だから、ほかのメンバーが活躍すると、悔しくなる時もあるんです。

 鞘師:グループにもお互いに意識し合うトライアングルがたくさんあって…。(続く)