年末年始特番に数多く出演し、その発言が何かと話題になっている矢口真里(31)が、現役の「モーニング娘。’15」のファンから罵声を浴びている。かつて「モーニング娘。」のメンバーとして一世を風靡しながら、昨年以降はスキャンダルのイメージが強い矢口。ファンの間では「OGが現役メンバーに迷惑をかけるな!」という怒りが渦巻いているという。

 矢口は昨年10月23日、日本テレビ系ワイドショー「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演し、“自宅不倫騒動”発覚から約1年5か月ぶりに芸能活動を再開した。「ミヤネ屋」では元夫・中村昌也(28)との離婚原因について「100%自分が悪い」と認めるも、部屋に男を連れ込んだかなどの核心部分については明言を避けた。

 当初は真相を語らないことで批判を浴びた矢口だったが、数多く出演した年末年始特番では一変。何もかもぶっちゃける肉食キャラを全開にし「私だって傷ついた!!」などとその発言が話題になっている。

 そんな矢口に対し「モー娘が紅白に出られなかった原因だと考えているモー娘ファンはかなり多い」と言うのは出版関係者だ。

 ここ2~3年のモー娘はシングルを出せばオリコンチャートで1位を獲得するなど着実にファンを増やし、上昇気流に乗っていた。かつて矢口や後藤真希(29)、安倍なつみ(33)、辻希美(27)らが所属して日本中を大フィーバーさせたころには及ばないが、昨年は「そろそろ紅白復活もあるのでは」という声もあちこちから聞こえていた。だが、11月に発表された紅白出演者の中にモー娘の名前はなかった。

「NHKはスキャンダルを嫌う局として認知されていますからね。そのため10月に復帰した矢口が、スキャンダル色など全くない今のモー娘に『ダーティーなイメージを植えつけた』とファンには映っているのです。ファンの間では『当落のボーダーラインのあたりにいたはずなのに矢口の復帰で蹴落とされた』と思われているようです。そのせいで矢口は、完全に今のモー娘ファンを敵に回してますね」(同関係者)

 しかも矢口が最近、ファンの神経を逆なでするような発言を平気でしていることも問題視されている。

「『恋愛禁止を守っているアイドルはいない』なんてことを言っていた。聞きようによっては『今のモー娘もそうだ』と言わんばかり。しかもこの類いの発言を連発してますからね。モー娘ファンからしたら『どこまで後輩たちの足を引っ張れば気が済むんだ』ということになりますからね」(同)

 一部ではぶっちゃけキャラで復活を遂げた矢口が「好感度アップ」とも報じられたが、実際は好意的な意見ばかりではない。OGとして、今後はモー娘ファンの気持ちも少しは考慮した方がよさそうだ。