「モー娘の生きるお手本」と尊敬された道重

2014年11月27日 16時00分

道重(手前左)は、リーダー後継者の譜久村に握手で将来を託した

「モーニング娘。’14(ワンフォー)」が26日「コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE~道重さゆみ卒業記念スペシャル~」の千秋楽公演を横浜アリーナで行い、8代目リーダーの道重さゆみ(25)が卒業した。

 道重の在籍日数はグループ史上最長の「4329日」を記録。公演中に足がつるアクシデントもあったが、持ち前のプロ根性で乗り切った。

 最後のMCでは花で覆われたあでやかなドレス姿。「リーダーになって心が折れそうになったこともあったけど、ファンの皆さんが大きな心で支えてくれました。ありがとうございました!」。1万2000人のファンは道重のイメージカラーである「ピンク」のサイリウムを振り、別れを惜しんだ。後を継ぐ9代目リーダーには譜久村聖(18)が就任した。

 年頭に掲げた目標の紅白歌合戦出場はかなわなかったが、道重はむしろ「グループにとってプラスになった」との思いを強めているという。実は道重が“絶対的リーダー”に成長したのも過去に経験した悔しさがあったからだ。

「リーダーに就任した際、友人から悪気なく『まだ、モー娘ってやってるの?』と言われ、ショックを受けた。その“反骨心”でプロ意識が養われ、グループを復活させるまでになった。新グループにも這い上がってほしい気持ちがある」(音楽関係者)

 道重の気持ちに応えるように、メンバーたちは新リーダーの譜久村を中心に「道重さんの力に頼らず、自分たちの力で紅白出場する!」と一致団結。グループの大目標の一つである「世界ツアー実現」を掲げたという。

 最近の道重はグループへの口出しはほとんどせず、全て行動で示していた。メンバーからは、モー娘のあり方を背中で示した「モー娘の生きるお手本」と尊敬された。

 道重はこれに「自分で言うのはすっごい恥ずかしいんですけど…。みんなからはそう言われてます」と照れていた。今後のモー娘には紅でも白でもない“ピンクの精神”が受け継がれていく。