吉本が日本のアイドル文化輸出 アジア版「AKB48VSモー娘」実現も

2014年11月01日 16時00分

吉本がマネジメントしているNMB48

 大手芸能プロ・吉本興業が10月30日、民間6社(吉本と電通、ドワンゴ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、滋慶学園グループ、イオンモール)が共同で事業運営する合弁会社「株式会社 MCIPホールディングス」を来月中旬に設立すると発表した。

 目指すのは「アジア地域における総合エンターテインメントビジネス」。各社のノウハウを生かし、アジア各国で日本のコンテンツを創造、発信する。最初は台湾、タイ、インドネシア、ベトナムで展開していくという。

 現在検討中のプロジェクトの中には、日本型アイドルをアジア各国で創出する「アイドルプロジェクト」がある。これは「日本独自のアイドルマネジメントのノウハウを駆使し海外にてアイドルコンテンツの発掘、育成を行う」というものだ。

 ただアジア各国では、すでにAKB48グループの「JKT48」がインドネシア・ジャカルタで、「SNH48」が中国・上海で活動している。吉本はNMB48のマネジメントを行っているだけに、「ノウハウを生かす」となるとモロにかぶってしまいそうだが、アイドルプロジェクト担当の生沼教行氏は「将来的にAKBさんのグループとの連携はあるかもしれないが、最初は全く別のグループを作る」と断言した。

「アイドルのノウハウは、吉本はNMB以外にも持っている」(生沼氏)

 確かに吉本はかつて、オーディション番組「ASAYAN」(テレ東系)にもかかわり「モーニング娘。」などを輩出した。アジア各国で「ASAYAN」のようなオーディションを行えば、それぞれの国に「ポストモー娘」と言えるグループが誕生する。「そうなるとアジア版『AKB48VSモー娘』なんて構図になるかもしれないですね」