モー娘が「双子のような新曲」という、異例の試みに挑戦する。

 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’19」(リーダー・譜久村聖=23)が5日、東京・国立代々木競技場第一体育館で秋ツアーの千秋楽公演「モーニング娘。’19 コンサートツアー秋~KOKORO&KARADA~FINAL」を開催した。

 ツアーファイナルは新曲「KOKORO&KARADA」でスタート。序盤のMCで石田亜佑美(22)が「ついにファイナルです! 愛の力で会場を幸せいっぱいにしますので、ついてきてください!」と1万1000人の観客を盛り上げた。

 6月に新加入した15期メンバーの北川莉央(15)、岡村ほまれ(14)、山崎愛生(14)も先輩メンバーに負けじとパフォーマンス。山崎は「あっという間でした。会場がすごく広いので大きく踊ります!」と初々しさを見せた。

 注目されたのが、来年1月22日発売となる68枚目トリプルA面シングル収録曲の「LOVEペディア」「人間関係No way way」のお披露目だ。

「この2曲はメロディーが同じだが、歌詞と振り付けが違う、前代未聞の曲なんです」(譜久村)

 異例の新曲はこの日まで公になっていなかったこともあって、ファンも驚きを隠せなかった。

「このシングルは音楽業界に波紋を広げるかもしれません。どういう意図でリリースされるのか。まだ、まったく明らかになっていませんからね」と音楽関係者。

「まるで2曲セットで“双子”のような曲です。最近、ハロプロはレコ大新人賞のBEYOOOOONDSが寸劇を取り入れた曲をリリースするなど、面白い曲が多い。これもそのプロジェクトの一環なのではないでしょうか」(同)

 この“謎解き”はいかに。