ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’19」の小田さくら(20)が頸椎椎間板症のため、しばらく休養することを10日、公式ホームページで発表した。

 発表によると「左肩甲骨辺りに強い痛みを感じ、その後も同様の痛みが続いた為、病院で検査を受けた結果、約1か月の安静加療が必要と診断されました」。これに伴い、13日からスタートするハロプロ夏コンサート「Hello! Project 2019 SUMMER」やシングル発売イベントなどを欠席する。

 小田も公式ブログで「皆さまにはご心配をおかけしてしまって、本当に申し訳ありません」とつづり、新メンバー3人が加入し、新体制となったグループの力になれないことを悔いた。復帰の時期については医師と相談の上で決めるという。メンバーたちも気にかけており、小田と“永遠のライバル”である先輩・石田亜佑美(22)も心配な気持ちを吐露している。

 小田の離脱はグループにとっても大きな痛手だという。テレビ局関係者によれば「小田はグループで一番の歌唱力の持ち主で、モー娘の歌姫的ポジションだった。歌手としても成熟していい時期だけに、グループのパフォーマンスダウンは避けられない」と指摘。

 モー娘の“危機”はそれだけでない。8月には最大級の音楽フェスティバル「ロック・イン・ジャパン」に出演予定だからだ。

「もちろん、ファンが集まるコンサートも大事ですが、対外的なイベントに出るということは、実力が試される。モー娘を知らない音楽ファンに“値踏み”されるわけです。そこでベストパフォーマンスができないとなると、悔しいことになる」(前出局関係者)。

 それまでに小田が間に合うのか。この夏はモー娘の“底力”が試されそうだ。