女優の工藤遥(19)が12日、都内で初めてのパーソナルブック「Haruka」の発売記念イベントを行った。

 今作の撮影で大変だったことに「イルカと泳ぐことが夢でハワイの海で撮影したんですが、想定よりも時間がかかって。3、4時間泳ぎっぱなしで、千本ノックを受けているみたいでした」と苦笑いした工藤。一昨年12月に「モーニング娘。」を卒業し、女優転身。テレビ朝日系戦隊シリーズ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のルパンイエロー(早見初美花)役で注目された。

「モー娘はかっこいいですし、後輩たちもすごく成長していると思いました。私が卒業してから、音楽フェス『ロック・イン・ジャパン』に出演したので、なんで、私がいる時に出なかったの!って思いました。正直、嫉妬です」と悔しがった。

 今後は秋に主演舞台「魔法使いの嫁」(10月5~14日)が控えている。現状については「どうなんだろう? 思ったように進めているのかな? でも、自分が想像していたよりは順調だと思いますね」と女優としての成長を口にした。

 もともと工藤は“ボーイッシュキャラ”でファンから「ハル先輩」という愛称で支持されていたが、女優業では“女性らしさ”を表現することも必要。「アイドル時代とは求められる技術も違うので、工藤さんも苦労したそうです」とテレビ局関係者。

 そんな工藤が取り組んだのが「手の表現方法」だという。「男性と女性では感情表現する時に、手のしぐさが異なる。工藤さんはモー娘時代、男っぽいしぐさが多かったみたいですが、女優転身後はそういう細かい部分にも気を付けて、芝居をしている」(前出局関係者)

 工藤の細やかさが女優としての出世につながるか。