ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」(リーダー・和田彩花=24)が11日、東京・豊島区のサンシャインシティ噴水広場で「恋はアッチャアッチャ/夢見た15年(フィフティーン)」の発売記念イベントを行った。

 同曲は新メンバー2人が加入し、12人体制となったグループの第1弾シングル。6月18日の武道館公演で卒業するリーダー・和田にとっては“ラストシングル”となる。

 イベントでは1曲目に「夢見た15年」を披露。前身グループ「スマイレージ」時代のメジャーデビュー曲「夢見る15歳」へのオマージュ曲で、卒業を控える和田にとっても思い出深い曲だ。

 直後のMCでは「自分たちの15年後」についてトークした。

 アートが好きな和田は「私はフランスに住んでいたらいいなぁと。毎日、美術館に行きます」と夢を語る。「夢見た15年」には「思い出がいっぱいよみがえってきますね」と少しさみしそうな表情を見せた。

 新元号「令和」の話題になると、和田は「卒業後もアイドルを続けていきます。私が『令和のアイドル』像を提示できればなと思ってます」と意気込んだ。

 和田が卒業すると、「スマイレージ」結成メンバーはゼロとなるが「和田さんは全然心配していないと思いますよ。もともとアンジュルムに改名したのもモー娘のように20年も続くグループにしたいという思いがあったわけですから」とテレビ局関係者は指摘する。

「むしろ、卒業でグループが新たなステージに進むことを和田さんは望んでいる。それこそ令和の時代には、モー娘を逆転してほしいと願っているのではないでしょうか」(同関係者)

 令和には「アンジュルムVSモー娘」がバチバチになりそうだ。