指原卒業でAKB「紅白出場」途絶える?

2019年03月05日 11時00分

指原莉乃

 HKT48の指原莉乃(26)がAKB48グループを卒業するまで2か月を切った。「AKB48選抜総選挙」で前人未到の3連覇を成し遂げる一方、ソロとしてもバラエティーを中心に大活躍。一般層にグループを認知させる貴重な存在だっただけに、“指原不在”は早くもAKBグループの大きな課題になっている――。

 指原は2日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われたHKT48チームH・出張公演に出演。アンコールで「ここでなんと、私からお知らせがあります!」と切り出し、「HKT48の12枚目のシングルの発売が決定しました! 私もギリギリ参加できますので!!」とファンに報告した。

 会場が歓声に包まれるなか、「今までのHKT48とは違った雰囲気の楽曲で、皆さんに楽しんでいただけると思います。発売は4月10日です! 本当にギリギリギリのギリ」と続けた。

 4月28日にAKBグループを卒業する指原。本紙で既報した通り、AKBとしてのシングルは3月13日発売の55枚目の「ジワるDAYS」が最後。所属するHKTでは、4月10日発売の曲(タイトル未定)がラストとなる。これがアイドル人生最後のシングルとなり、いよいよ卒業へのカウントダウンが始まった。

 グループ最大のイベント「AKB48選抜総選挙」で、指原は2013年に初の1位に輝いた。昨年は出馬しなかったが、15年から史上初の3連覇を達成。通算では過去最多となる4回も1位となっており、“絶対女王”として君臨した。

 その一方で、個人としてはバラエティーを中心に大活躍。現在は7番組にレギュラー出演中で、11年には、AKBグループのメンバーとして初の冠番組「さしこのくせに」(TBS系)を持ったこともある。圧倒的な知名度を誇っているだけに、AKBグループにとって指原の卒業は最大のピンチだ。

「AKBのことをよく知らなくても指原のことだけは知っている人も多い。AKBグループの“顔”だったため、グループの認知度が下がる可能性が大きい。関係者の間では、10年連続出場しているNHK紅白歌合戦への出場が『途切れてしまうのでは?』と心配する声が上がっている」(AKB関係者)

 グループ黄金期を支えた前田敦子、大島優子ら“元祖神7(セブン)”と呼ばれたメンバーは、全員が卒業。AKB同様、かつて国民的アイドルグループと呼ばれた「モーニング娘。」も知名度のあるメンバーが相次いで卒業したことで、1998年から続けた紅白出場が10年で途絶えた前例もある。

 AKBグループの認知度を下げないためには、指原のような知名度のあるメンバーの登場が求められる。

「バラエティーならSKE48の須田亜香里が、昨年の総選挙2位をきっかけに露出を急増中。“NGなし”の体当たり挑戦がウケており、トーク力も上がっている。NGT48の中井りかも、テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニターの『2018ブレイクタレント』部門で、出演番組数257本で見事に1位に輝いた。この2人の頑張りが期待されている」(テレビ局関係者)

 ただ指原が所属する福岡・博多を拠点とするHKTは深刻だ。

「中心メンバーの宮脇咲良と矢吹奈子は日韓合同ガールズグループ『IZ*ONE』に参加しており、今はHKTの活動を休止中。ファンからは最大のピンチと心配されている」と同関係者。

 新陳代謝が急務だが、特に若手メンバーの中で知名度あるメンバーがいないと言われる。若手の奮起がなければ、紅白の連続出場も危機に直面しかねない。

【近年の紅白は坂道グループ台頭】AKB48は2007年に紅白初出場。リア・ディゾン、中川翔子と“アキバ系3組”としてメドレー形式で歌った。08年は落選となったが、09年に復活。東日本大震災のあった11年は「AKB48スペシャルMIX~がんばろう日本!~」と題して、姉妹グループも含めて総勢210人で繰り広げたステージは「圧巻」と評判を呼んだ。

 12年に姉妹グループから愛知県を拠点とするSKE48が初出場。13年には大阪を拠点とするNMB48も初出場を果たす。14年に指原ら福岡拠点のHKT48も加わり、AKBグループから4組が選出された。

 15年はAKBとNMBの2組に半減。代わるように15年初出場の乃木坂46、16年に初出場の欅坂46の“坂道グループ”が常連となり、16年以降はAKBのみが出場を続けている。AKBは10年連続で11回の出場。SKEとNMBは各3回。HKTは1回。

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