元「モーニング娘。」でタレントの加護亜依(30)が5日、大阪市内で主演の朗読劇「私の知らない、私の事情」(6~7日=グロッタ・デ・アモーレ)のゲネプロに登場した。
奈良県出身の加護は、関西での朗読劇に「大阪めっちゃ好きやねん。関西が大好きで『帰ってきたー』って感じです」と笑った。
自身3度目という朗読劇で加護は、交通事故で命を落として幽霊となり、事故の直前にどこで何をしようとしていたのか思い出せない女性を演じる。
くしくも、モー娘の同期生である吉澤ひとみ被告(33)が先月、酒気帯び運転でひき逃げ事故を起こし自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で起訴され、芸能界から引退。加護は「そこについては何もコメントができないのですいません」と申し訳なさそうに語った。
加護といえば、2004年のグループ卒業後、多くの騒動や離婚・再婚を経験した。現在は幅広いジャンルで活動しているが「歌っているし、お芝居もしてるし、私の肩書って何だろう。マルチタレント? エンターテイナー?」と苦笑い。それでも、「飽き性っていうのもあるんですけど、何かに縛られずいろんなことに挑戦することで人生が豊かになっている」と満足そうに語った。
モー娘の先輩OG・後藤真希(33)が「初対面で加護に“お茶ついで”って言われて…」とネットニュースで暴露したことについては「らしいんですけど、全然覚えてないんです」。
30歳を迎えて性格的に丸くなったのかと聞かれると「私、ずっと丸いですよ。とげとげしくはないはずなんですけどね。でも、3年に1回くらいは噴火することがあるから、そういう部分が書かれちゃってるのかも」と話した。