【連載9】加護亜依 ハスキーボイスになりたくてたばこを…

2018年06月02日 11時00分

08年当時の加護

【加護亜依の笑うカゴには福来る!?:連載9】タレントの加護亜依(30)は2004年に「モーニング娘。」を卒業した後、芸能活動が暗転する。17歳の時に喫煙した姿を18歳の誕生日を迎えた直後の06年2月、フライデーに報じられ、謹慎処分になった。世間を騒がせたあの舞台裏を今、詳細に告白。ハスキーボイスになりたくて、祖母からこっそり1本もらい――。

 当時17歳。たばこを吸うきっかけは、自分のアニメ声がイヤだったことでした。地声も歌声も嫌い。ハスキーボイスに憧れ、のどをからしたいと思うようになりました。

 もちろん、周囲の大人から「たばこは絶対に吸っちゃダメ。のどにも悪いから」と忠告されていました。でも、逆に「たばこを吸えばのどがかれるのかな」と考えてしまって。

 周りのスタッフさんで喫煙者はいらっしゃっても、友達にはいません。吸い方が分からない。厳しい母に聞いたら当然、怒られます。昔から「食べ物は残しちゃダメ」と口酸っぱく言われていましたので。

 逆に、祖母は「残してもいいじゃない」とやさしい。当時、都内で同居していた祖母は吸っていました。

 1本もらっちゃおう…。火をつけて吸ってみました。ゴホゴホッ! やはりむせましたが、吸えるようになりたいと思いました。

 思春期にありがちな、たばこへの純粋な興味も持っていたかな。それに仕事上、従順だったので、反抗もありました。

 世間の方々が抱くイメージは“子供っぽい加護ちゃん”だったと思いますが、自宅でも子供でした。大人っぽくなって、ギャップを身につけたい。声へのコンプレックスだけではなく、それもたばこに手を出した理由の一つです。

 大人っぽくなりたいとの思いを強くしたのは、たばこのことを報道される前年、つまり05年ごろからです。

 人生で初のダイエットも敢行し、「雪見だいふく」と呼ばれた体が8キロほど絞れて50キロ台に。肌が黒いほうがやせて見えると考え、日サロに週4回くらい通いました。「黒加護ちゃん」の完成です。

 このころには友達も変わり、やんちゃな感じの子に囲まれるようになりました。音楽の趣味も変わり、ロックやパンク、テクノを聴き始めます。もともと影響されやすいタイプなんです。

「加護に男がいる」。あとになって聞いた話ですが、フライデーさんは当時、こんな情報をキャッチし、内々で探っていたそうです。確かに私も派手に遊びだしたころ。でも、彼氏はいませんでした。

 たばこを撮られたあの日――06年1月、フライデーさんは東京・恵比寿のレストランで打ち合わせか何かをしていたそうで、私もたまたま別件で来店。「ちょっと吸おうかな」とたばこに火をつけたところ、撮られました。

 あの騒動以降、喫煙の現場だった恵比寿、そして駒沢通りはトラウマで近づけなくなりました。

 汚名返上するしかありません。所属事務所会長のもとでお茶くみなどして、活動を再開させるためにがんばっていましたが…。

 次回は、2回目のたばこのお話です。

☆かご・あい=1988年2月7日生まれ、奈良県出身。血液型=AB。4人きょうだいの長子。2000年に「モーニング娘。」の4期生として辻希美らとともにデビュー。明るい性格で人気を博し、国民的アイドルとして活躍する。04年、グループを卒業。幾多の騒動や離婚を乗り越えて再婚、現在はタレントや女優、歌手と幅広く活動。家族は一般男性の夫、5歳長女と1歳長男。9月25~30日に東京・中央区のブディストホールで行われる舞台「プレイ―2018―」に出演予定。

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