【連載3】加護亜依 初恋は幼稚園の時、キムタク似のつよし君に

2018年05月21日 11時00分

保育園から幼稚園に移った加護。このころすでにつよし君が好きだった(本人提供)

【加護亜依の笑うカゴには福来る!?:連載3】元「モーニング娘。」でタレント・加護亜依(30)の初恋は、保育園の時だった。お相手は、同い年で“よられ、られてる”つよし君。元「SMAP」木村拓哉(45)の若かりしころに似たイケメンだったという。互いに好意を寄せていたが、小学生の時にまさかの失恋。しかもその日は、くしくもバレンタインデーで――。

 恋愛面はめちゃくちゃいちずでした。

 初恋は、同じ保育園に通っていた同い年のつよし君。当時3歳。大好きでした。彼も好意を寄せてくれて、両思い。お互いの両親が幼なじみという縁もありました。

 つよし君はいつもよだれを垂らしていました。私はそのころ、「よだれが垂れてる」と言えなくて、「よられ、られてる」と言っていました。

 周囲の子たちは好意を知っていて「あいちゃんほら、つよし君がよられ、られてるよ」と私の口ぶりをマネしながら教えてくれました。

 小学校は別々になりました。それでも、つよし君がいたので誰にも恋しません。

 ところが! まさかの事態に遭います。

 小学3年か4年生のころだったと記憶していますが、初めて「バレンタインチョコを作ろう!」と母に手伝ってもらいながら挑戦しました。自転車をこいでつよし君の自宅に行き、チョコを渡そうとしたら、習い事で不在。つよし君のお母さんに「あいちゃん、どうぞ」と中に入れてもらいました。

 ただ、勉強机を見てがくぜん。チョコがいっぱいあったんです。よだれを垂らしていたけど、もともとカッコよくて。木村拓哉さんの若い時に似ていました。まあ、イケメン好きで(苦笑)。

「いっぱいもらってる。ここに置いたら他のチョコにまぎれちゃう…」

 急に寂しくなりました。プチ失恋です。

 つよし君のお母さんから「習い事からまだ帰ってこないの。ごめんね。寒いから、帰る時はこれを着て」とつよし君の恐竜のジャンパーを渡されました。門限も迫ってきていて、チョコを手渡せないまま帰ることにしました。

 このプチ失恋の後、前回の連載でお話しした通り、吉本新喜劇に感化されて芸人さんになりたいと思い始めました。

 恋愛への興味がなくなりました。女っ気も失い、通知表には「おぼこい」(関西の方言で「子供っぽい」)と書かれました。

 小学3年生の途中から転校し、友達が変わりました。不良っぽいものや、ルーズソックスやガングロなどギャルっぽいのがはやりだしました。今まで自分のことを「あいちゃん」と言っていたのが「私」に変わります。

 5年生でクラス替えがあり、クラスメートで仲良くなったのがみんな大人っぽい子ばかり。その輪に入った私もませるようになりました。

 担任は40代半ばのおばちゃん先生。小柄だけどパワフルで厳しく、よく叱られました。ブルーのアイシャドーが特徴的で、付いたあだ名は「ブルー」(苦笑)。

 ちなみにつよし君とはあの日以来、会いませんでしたが10年以上の歳月を経て、22歳の時にテレビ番組の企画で再会。ただ、雰囲気が変わってパッと見で誰か分かりませんでした(苦笑)。

 次回は、“大五郎事件”のお話です。

☆かご・あい=1988年2月7日生まれ、奈良県出身。血液型=AB。4人きょうだいの長子。2000年に「モーニング娘。」の4期生として辻希美らとともにデビュー。明るい性格で人気を博し、国民的アイドルとして活躍する。04年、グループを卒業。幾多の騒動や離婚を乗り越えて再婚。現在はタレントや女優、歌手と幅広く活動。家族は一般男性の夫、5歳長女と1歳長男。今月27日に東京・GINZA Lounge ZEROでライブを行う。