Gカップバストで知られるトップグラビアアイドルの篠崎愛(23)が4月に「A―G―A―I―N」でソロ歌手デビューすることを発表した。しかし、有名グラドル→歌手の成功例はほとんどないだけに、先行きを不安視する声も聞かれている。

 篠崎といえば2006年、中学3年生(14)でグラビアデビュー。ロリータ顔に似合わないGカップ乳とT160・B87・W60・H88のグラマラスボディーで人気者になった。

「キャリアとしてはもう10年になりますが、これだけトップに居続けるグラドルはまれ。今でも漫画誌や週刊誌のグラビアに登場すれば売り上げは確実に上がるし、DVDの売り上げも安定している。事務所も周辺も、そろそろ本人の夢だったソロ歌手活動をやらせてあげようとなったようです」(芸能プロ関係者)

 篠崎といえばグラビアの他にアイドルユニット「AeLL.」メンバーとしても活動(グループは昨年9月14日に開催したライブをもって無期限活動休止)。さらに「ものまねグランプリ」(日本テレビ系)や「カラオケ★バトル」(テレビ東京系)などの番組で披露した高い歌唱力が話題になっていた。

「A―G―A―I―N」は英人気グループ「ワン・ダイレクション(1D)」をプロデュースするミュージシャンが作曲を手掛けた。カップリング曲「Rainy blue」は、篠崎が主演の映画「東京闇虫パンドラ」(4月公開)の主題歌で、さらに人気バンド「女王蜂」の薔薇園アヴ作詞・作曲の「微熱案内人」も収録される。

 最近は「日産」とコンビニ「ファミリーマート」のコラボ動画で、ウルトラマンの怪獣エレキングと共演する篠崎の動画も話題だ。

「ファミリーマートに入店すると流れるあのメロディーに歌詞があったという驚きと、愛ちゃんの胸の揺れ具合と歌がなんともいえないと中高生の間で話題です」

 2月26日の篠崎の23歳の誕生日イベントで、ソロ歌手デビュー発表したタイミングに合わせた一連の仕掛けは、写真週刊誌のグラビアとも連動し、CD発売前の宣伝効果が見込める。

 ただ心配なのが、歌手として成功するか否か。トップグラドルからの歌手デビューで成功した例は皆無といわれるからだ。

 ベテランマネジャーは「1980年代までのアイドルは水着もドラマも歌もやっていたが、その後はそれぞれグラドル、女優、歌手と、それぞれ細分化した時代の流れもある。かとうれいこ、細川ふみえ、最近では吉木りさがソロデビューしましたが、ことごとくCDは売れなかった。篠崎のグラドルとしての人気はわかりますが、水着から服を着て歌手となると、厳しいのでは」と語る。

 ただでさえ、時代はAKB48などのグループが主流。歌姫といわれた浜崎あゆみらも売り上げは低迷している。篠崎に勝ち目はあるのか。

「歌手活動では自慢の巨乳を隠し、ダンスも封印するようですが、せっかくの巨乳を生かさない手はない。グラドルならではのセクシーPVを制作したり、セクシーライブがいいのでは。人気になるためには女性のファッションリーダーの要素も必要ですから、セクシーきゃりーぱみゅぱみゅのような展開ができるか否かにかかっている」(芸能プロ関係者)

 篠崎本人は「目標は倖田來未さん。自分を持った主張がある女性になりたい」と語っているが、エロかっこいい2代目として認知されるか、見ものだ。