GTO出演アイドル夏目亜季「がん克服」宣言

2015年01月30日 07時15分

壮絶な闘病生活を明かした夏目

 子宮頸がんの発症を本紙で告白、闘病生活を送っていたアイドル夏目亜季(24)が「がんを克服しました」と宣言した。放射線と抗がん剤治療で、転移していたリンパ節のがんまで奇跡的に消滅。だが、治療の影響で子宮と卵巣の機能は失われ、将来の出産は諦めなければならなくなった。がん告白から約3か月、現在の心境を激白した。

 約3か月の闘病生活は苦悩と涙の毎日だった。2014年10月の入院を経てその後12月中旬まで“週5”で通院した。病院では午前中に抗がん剤を点滴で打ち、午後は放射線治療。幸い、抗がん剤の副作用は軽く、吐き気もひどくはなく髪の毛も抜けなかった。

 だが、女性器の内側から放射線を浴びせる治療はひどい痛みが伴った。肉体的にも精神的にも、どうにもならなくなったとき「病院の待合室から外へ出られなくなり、午後10時過ぎまで病院にとどまった」と夏目。

 治療中は「死」をはっきりと意識した。がん患者のブログを読み始めると、ブログが中断したり終わったりすることもあった。「家族が代筆して本人の死を書き込んだりすることもあって、怖かった」と振り返る。

 そんな折、天使が舞い降りる。1月14日に「がんがなくなりました」と医師に告げられた。がんが消えて「これで生きられる」と正直な感想を述べる。ただし女性として恐れていたことが現実となった。子供が産めなくなったのだ。

「結婚できないのかなあ…。将来、養子を取ろうかなあ」とポツリ。それでも「生きているだけでもありがたい」と実感のこもった言葉を発する。

 3か月前の本紙での「がん告白」は賛否両論が湧き上がった。夏目のブログは1か月で85万アクセスを記録した。

「東スポで子宮頸がんを初告白したとき、大手掲示板に私のスレッドが立ち上がって、応援してくれる人もいてありがたかった」という一方「遊んでいたから病気になった、などと心無いことを書き込む人もいて、落ち込みました」。

 再発の恐怖と闘いながらも前を向く。かつてフジテレビ系ドラマ「GTO」に出演したように、芸能活動を続けながら、がん患者を支援する「NPO法人キャンサーネットジャパン」に加入する予定だ。

 卵巣境界悪性腫瘍を告白し、克服したセクシー女優の麻美ゆま(27)も同団体で活動しているため、夏目は「啓蒙活動を麻美さんと一緒にできたらうれしいです。私は、患者さんと気持ちを分かち合い、明るく精神的にケアできる人になりたい」と、がん患者が希望を持てる社会にしたいと張り切っている。

☆なつめ・あき=1990年10月26日生まれ。京都府出身。2013年4月、「GTO 完結編~さらば鬼塚!卒業スペシャル」に出演。14年発売のアニメ作品「サクラカプセル」をPRする「看板娘」として応援歌「また会おう」を歌った。