グラドル「秘部」裁判 制作側控訴で争われる“肛門の価値”

2014年12月15日 11時00分

 前代未聞の“アナル裁判”に司法の判断が下った。10月に本紙が報じて話題となった同裁判は、元グラビアアイドルのA(34)が「勝手にアナルを写したDVDを発売され、耐え難い精神的苦痛を被った」として制作会社を相手取り、300万円の慰謝料を求めていた民事訴訟だ。注目の判決は12日、神戸地裁尼崎支部で下され、制作会社側に220万円の支払いを命じるものだった。だが、制作会社側は「他のメーカーにも影響が出るので控訴したい」と話しており、裁判は第2ラウンドに突入しそうだ。

 


 本紙既報通り、Aは2011年に米国で行われたDVD撮影時に出演条件でトラブルになったが、80万円の報酬でフルヌードを解禁。しかし「解禁条件に含まれていなかった肛門などの撮影が行われ、制作会社が制作・販売したDVDに自身の肛門が写っていた」として慰謝料300万円を求める訴訟を8月に起こしていた。主役が意図していなかった“アナルの解禁”の代償を求めた異例の裁判だ。


 争点となっていたのは本当にアナルが写っていたかどうか。制作会社側も明確にアナルをアップで撮影してはおらず、問題のシーンは本紙が確認してみても写っているかどうかは微妙だった。


 このため、7月に行われた証人尋問では出廷したAが自身の弁護士を相手に「アナルとは何ですか」「肛門のことです…」などと生々しい質疑応答を展開した。お尻を半分露出した瞬間のDVDの画像を見せられながら、弁護士が「肛門はどのあたりに写っているのでしょうか」と聞き、Aが返答に困り「下着の上の黒くなっている部分が肛門ですね」と畳み掛けられるなど、衝撃的なやりとりが続いた。