現役人気グラドルとラブホテルに行ける――。そんな夢のような企画が先日、行われた。

 この企画は人気グラドル今野杏南(25)の処女官能小説「撮られたい」の一シーンを、本人にラブホで再現してもらうもの。アメーバ公式オークションサービス「パシャオク」の“体験型オークション”として出品され、37万3001円でファンの男性に落札された。

 もちろん本番行為はないが、アイドルとラブホで一緒の時間を過ごせるだけで男性にとっては夢のような体験だ。ソファに一緒に座って会話した後は今野が主人公、体験者がカメラマンになりきって官能シーンを再現。さらに即席の水着撮影会も行った。

 ベッドの上でキャミソールを脱ぎ始めると白のランジェリー風水着がのぞきなんともなまめかしく、体験者も大興奮。ベッドやベランダ、シャワー室と次々とシャッターを押す。今野もラブホ効果か、表情がいつも以上に色っぽい。

 今野は「服を脱ぎながらの撮影はファンの前ではしたことがなかったので新鮮でした」と“初体験”に笑顔。セクシーボディーを2時間以上独り占めした体験者も「50万円払っても惜しくないですね」と満足げに感想を語った。

 貴重なアイドルとのラブホ体験。次こそは落札したいという人も多そうだが、パシャオク担当者からは「残念ながら、今回が最後ですね」とつれない答えが返ってきた。

 実はパシャオクは9月30日をもって終了する。親会社のサイバーエージェントは1日にネットサービスを手がける「アメーバ事業」の人員を1600人から800人に半減し、スマホアプリの開発など成長分野へ振り分ける構造改革を発表しており、その影響を受けた格好だ。

 人気グラドルによるラブホ企画はたった一度の真夏の夢となってしまった。