グラビアアイドル・多田あさみ(25)が23日、都内でDVD「誘い花~映画『赤×ピンク』より~」の発売記念イベントを行った。
作品は多田がDV夫から逃げる人妻役で出演した映画「赤×ピンク」(公開中)のメーキングシーンや、セミヌードを披露した同名写真集の撮影風景を収めたもので、「写真集のメーキングではバックのフルヌードも見られます」とPR。中でも見どころに挙げたのが壮絶な暴力シーンだ。
映画は直木賞作家・桜庭一樹氏の小説が原作のガールズアクション。メーンキャストにはそれぞれアクションシーンがあるが、中でも唯一「なぜかアクションで本気で殴られた」のが多田だった。
「殴られ、蹴られ、なぶられ…。泣きじゃくりながらの撮影で女性スタッフは引いていましたね。叩く俳優さんも容赦がなくって、お尻をビンタされたら手形のあざが残りました。顔もパンパンに腫れて、体液という体液が全部出た」
体を張った撮影を振り返るが、説明がとても映画のものとは思えない。撮影後は顔面のレントゲン撮影を行ったという。
過酷な撮影の中で自身に変化も生まれた。殴られる喜びに目覚めたというのだ。
「本番では殴られるんですけど、カットがかかると『大丈夫』と相手の方が優しくなる。また本番では殴られ、カットがかかると優しく…。その落差がたまらない」と危険な快楽にはまりつつあることを告白。
「今ならDV男にはまる女性の気持ちが分かります」と笑顔で語る姿がちょっと怖い多田。今回の映画出演が本当に人生観まで変えてしまうかもしれない。
「赤×ピンク」は北海道、名古屋、大阪などで順次公開されていく。
多田あさみ「DV男にはまる女性の気持ち分かる」
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