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チリの15センチミイラは人間だった! 全ゲノム解析結果にUFO研究家は…


 本紙が2013年5月に報じた体長15センチほどの人型ミイラ「アタカマ・ヒューマノイド」は、エイリアンでも古代の亜人類でも妖精でもなく、骨に疾患のある人間だった。米スタンフォード大学などの研究チームが22日、米科学誌「ゲノム・リサーチ」に発表した。

 2003年にチリのアタカマ砂漠で発見された体長15センチのミイラは、13年からスタンフォード大とカリフォルニア大の医学チームが分析に当たっていた。世界一乾燥しているアタカマ砂漠には、古代エジプト文明より古い紀元前5000年のミイラや地上絵が発掘されているため、この小型ミイラの正体に注目が集まっていた。

 13年時の初期の分析によると、年齢は6歳から8歳で、DNAは人間と97%一致していたといい、また肋骨が10組(人間は12組)しかなく、頭部は円すい形であり、人間には近いが、人間ではないという仮の結論が出ていた。それから5年、「アタ」と名づけられたミイラについての詳細なDNAの解析結果が出た。

 スタンフォード大のギャリー・ノーラン教授が肋骨の骨髄からDNAを抽出し、人間と霊長類のDNAと比較し、全ゲノムの解析を行った。

「アタは女性で、ネーティブアメリカンとヨーロッパ人の混血であるチリ人の乳児。遺伝的変異に苦しみ、死産つまり胎児の可能性が高いが、生まれて間もなく亡くなった可能性もある。死後40年ほどしか経過していない」としている。

 乳児なのに成人のような頭身に見えること、そして推定が6~8歳とされたことについて「顔面の奇形、小人症、骨の老化が進む障害など7つの遺伝子変化による骨の変形が生じていた」(同教授)。

 当初からアタカマ・ヒューマノイドに関心を持ち続けているUFO研究家の竹本良氏は「なぜDNAゲノム分析ですぐに答えが出ないのか不思議でした。人か宇宙人かくらいかはすぐに分かるだろうと思うのだが…。今回の発表もまた宇宙人解剖フィルムと同じで、残念ながら否定的結果になったが、この分析結果は本当だろうか? むしろ政治的にゆがめられた結果なのではなかろうか。もうしばらく今後の展開を見守りたいところだ」と今回の発表に懐疑的だ。

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