独立派の宣戦布告?大みそか「キムタク抜き慰労会」の意味
昨年大みそかをもって解散したSMAPのメンバーのうち、木村拓哉(44)を除く4人とかつて同グループに在籍していたオートレーサーの森且行(42)が都内の飲食店で“慰労会”を開き、大きな波紋を呼んでいる。所属のジャニーズ事務所もまったく関知していなかったこの会。独立派の中居正広(44)、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(39)によるジャニーズへの“宣戦布告”と受け取る業界関係者も多く、いよいよ独立に向けて動きが加速しそうだ。
5日発売の週刊新潮や女性セブンは、SMAPが解散となる当日の昨年大みそかに、中居ら4人と森が都心の高級焼き肉店に集まり、慰労会を開催している模様をキャッチした。この場にはメンバーで唯一、木村だけがいなかった。改めてメンバー間に埋め難い溝があったことが如実に表れた形だ。
木村に関しては「誘っていない」「誘ったけど断られた」などと様々な報道が飛び交っている。
テレビ局関係者は「誘ったかどうかは当人同士のことなのでハッキリしない。ギリギリになってそれとなく声だけは掛けたという話もある。ただ一つ、間違いなく言えることは、慰労会が持ち上がった当初、木村はこの話に加わっておらず、4人だけで話が進められたことだ」と語る。
ジャニーズ事務所としては、大みそかにわざわざ慰労会を開催することは望んでいなかった。
「特に解散日となる大みそかだけは“おとなしくしていてくれ!”というのがジャニーズの本音だった。どんな話題を差し置いても、騒がれることは間違いないから。それでも慰労会を強行したことを、事務所側はおもしろく思っていないはずです」と前出関係者。
もちろん、中居ら4人はジャニーズ事務所の意向は分かっていた。それでも開催したのだ。マスコミに撮られることを分かっていながら…。
「元メンバー4人と森が入る前から、マスコミは店の前で張っていましたから、どうしても撮られたくなければ、場所を変えることもできた。それこそ誰かの自宅でも集まれた。にもかかわらず、マスコミの前に出てきたということは、木村だけが参加しない慰労会の開催がバレてもいいという決意の表れでしょう」と制作会社関係者。
元SMAPは今年からそれぞれソロで活動していくが、事務所派の木村を除いて、もはや制御不能状態に陥っている。事務所も知らなかったという今回の大みそか慰労会の開催は、まさにその最たる例だろう。
「くしくも慰労会の場所は、堺正章プロデュースの店。堺は、中居らが独立した場合に引き受けるといわれてきた田辺エージェンシーの系列です。わざわざそこで慰労会をすれば、業界人がどう受け止めるか、中居らが分からないはずはない。これはジャニーズへの宣戦布告ですよ」(芸能プロ関係者)
元SMAPのメンバーは毎年9月に契約更改の時期を迎えるが、その3か月前の6月に契約更新するかの意思を示すことになっている。
「もはや4人に、ジャニーズ事務所との信頼関係はない。それぞれのマネジャーも慰労会の開催を知らなかったとか。現状を鑑みると、やはり退社という線が濃厚と言わざるを得ない」と前出関係者。
昨年でSMAPは解散し、メンバーはそれぞれの新年を迎えたが、まだまだSMAP独立騒動は収束しそうにない。
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