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AKBがフジ救った!構成一新の総選挙生中継が好評


連覇を果たした指原莉乃(手前)

 ドン底フジテレビへのバッシングをAKBが止めた!「第8回AKB48選抜総選挙」の開票イベントを生中継したフジテレビ系「第8回AKB48総選挙SP」の第3部(18日午後8時51分~同9時24分)の平均視聴率が関東地区で17・6%を記録した。新姉妹グループ・NGT48の拠点で、初開催となった新潟を含む中部地区の平均視聴率はなんと26・8%。舞台裏を探ると、フジを発奮させた“悪夢”が明らかになり、しかも昨年ネット上に吹き荒れたバッシングも消えていた――。

 関東地区の瞬間最高視聴率は午後9時10分の19・9%で指原莉乃(23)の史上初の連覇が決定した場面。指原の名前がコールされ、24万3011票で史上最高得票数を大幅に更新し、会場がどよめき、祝福の花火が盛大に打ち上げられたシーンだった。

 開催地・新潟で放送していたNST新潟総合テレビは、番組全体平均視聴率は26・0%、瞬間最高視聴率38・0%という驚異的な高視聴率をマークしたことを発表した。

 フジがAKB選抜総選挙の生中継特番を組むのは5年連続。今年は番組前半にCMを多く入れ、6位から1位の発表までノーCMで放送した。

 昨年は番組司会の宮根誠司キャスター(53)を中心とするゲストによる順位予想、注目メンバーの活躍VTRをはじめスタジオトークで番組を展開する時間が長かった。

「去年の生中継はメンバーの壇上スピーチ中に何度もCMが入り、視聴者から『スピーチがぶつ切り』などと批判が殺到。目玉とされた“最後の総選挙”に臨んだ総監督の高橋みなみに花束を渡す前田敦子のサプライズ出演もCMが入って放送すらされなかった。さらに、高橋のスピーチ中に中継スタッフと思われる男性の不適切な笑い声が入る放送トラブルまで…。局には『しっかり放送してほしい』という声が寄せられただけに、今年は『昨年の二の舞いだけはしない!』と番組構成を一新した」(フジ関係者)

 余計な演出を極力排除し、会場の臨場感を伝える構成に変更。視聴者の反応もおおむね好評だったようで、インターネット上は「去年と比べて余裕のある中継で良かった」「フジ変わったな」などと評価する声であふれた。

「昨年は生中継で声が入り込むのはもちろん、笑い声があるという中継スタッフの緊張感のなさが目立ちました。フジが担当することが発表された時、『日テレやテレ朝の方でやってほしい』という多くのネット上の声にはプレッシャーも感じた。ずっと生中継を担当したプライドもあり、今年は全体会議で『緊張感を持って』と改めて再発防止に努めていた」(前同)

 ただ、地方開催となった新潟で総選挙を開催したことも、視聴率健闘に追い風になったという見方もあるという。

「新潟には5万人を想定するほどファンが訪れ、市内のホテルはどこも満杯になったが、そうはいってもやはり首都圏開催よりも、ファンの訪れる数は少なかった。現地で観戦できない多くのファンは生中継を見るしかないですからね」(前同)

 昨年の生中継で湧き起こったフジへの猛バッシングは全く見られない。昨今のフジは“いい話”がまるでなかっただけに、久しぶりの奮闘といえそうだ。番組スタッフの努力のたまものには違いないが、AKBがドン底にあえぐフジテレビを救った格好となった。これを機に、フジテレビの大逆襲となるか――。(視聴率はビデオリサーチ調べ)

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