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田代まさし また盗撮で法務省赤っ恥


今年3月の出所報告会見で「耳にタコ」とおどけていた田代

「ミニにタコ」再び――。元タレントの田代まさし(58)がまた盗撮行為をしたことで、法務省が赤っ恥をかいている。田代は6日、東急電鉄二子玉川駅のホームで携帯電話を使い、女性のスカートの中を盗撮した疑い。警視庁玉川署が東京都迷惑防止条例違反(盗撮)で書類送検する見込みだ。田代は覚醒剤事件で服役を終えて以降、薬物依存者の更生施設スタッフとして働きながら、法務省のイベントにも出席していただけに、関係者に衝撃が走っている。

 

 6日午後6時40分ごろ、同駅で「盗撮している男がいる」と通報があり、警察官が駆けつけると、田代が盗撮を認めたという。被害者の女性は立ち去り、被害届は出ていないため、書類送検となる見込みだ。

 田代は2000年にも都内の駅で女性のスカート内を盗撮し、同条例違反で書類送検され、罰金5万円の刑事処分を受けていた。このとき「ミニにタコができるというギャグ映像を撮りたかった」と会見で話していた。

 田代といえば、覚醒剤による逮捕を繰り返しているイメージが強い。昨年7月2日に出所してからは、薬物依存者の更生施設「日本ダルク」のスタッフとして働きながら、薬物依存の怖さを講演などで訴える活動をしてきた。

 東京・新宿区にある日本ダルク本部には10日、報道陣が殺到。関係者は「本人から連絡はありましたが、まだ警察の取り調べが終わっておらず、詳細は分かっていません。全容を把握してからダルクとしても、何らかの対応を考えたいと思います」と語ったが、田代の最近の様子や雇用関係などについては「プライバシーもあるのでお答えできません」とした。

 田代は今月1日にも法務省を中心とした「社会を明るくする運動中央推進委員会」が主催の「立ち直りフォーラム」で「僕はまだ立ち直ってません。あくまで立ち直り途上。それが薬物依存です」などと話していた。

 イベントを担当した法務省の保護局更生保護振興課地域活動推進係の担当者は「犯罪や非行を行った人の立ち直りをテーマにしたイベントで、田代さんにはダルクの活動報告をしていただきました」と話す。講演では薬物の話が中心で、盗撮の話はしていなかった。

 この講演から5日後に盗撮を犯し、まったく立ち直っていなかったことに法務省としては複雑なようで、担当者は「事実関係が分からないので、コメントは差し控えたい」と語った。

「いや、法務省の赤っ恥ですよ」と指摘するのはある法務省職員だ。「犯罪からの立ち直りをテーマにしたイベントのすぐ後でしょ。タイミングが悪すぎます。まあ、薬物じゃないのが不幸中の幸いといいますか…」とうなだれる。

 田代はイベント後、ツイッターで「こんな僕でも法務省のお役に立てること光栄に思います。生き方は替えられるということです!」(原文ママ)と喜んでいた。

 田代の盗撮が思わぬ悪影響を法務省に与えかねない。「今、採用シーズンなんですよ。ただでさえ法務省は堅苦しいイメージがあり、人気がないのに、さらにイメージダウンです。希望する人が減りそう」(前出の法務省職員)

 同様のイベントが今後あった場合、田代にオファーを出すかについては「なんとも言えない」(前出担当者)という。

 せっかく更生のシンボルタレントとなっていたのに、また危険人物扱いとなりそうだ。

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